川辺郡猪名川町は自然が豊か。長寿の町としても有名

川辺郡猪名川町は、兵庫県南東部の町で、大阪府の豊能郡能勢町や、兵庫県の川西市や宝塚市と隣接。
川辺郡の唯一の自治体です。
JR大阪駅や阪急梅田駅から直線距離で約25kmの場所ですが、杤原めぐみの森や内馬場の森といった森林や里山、田畑の多い自然豊かな町。
特産品は松茸や栗など。
清酒やぼたん鍋も人気です。
交通アクセスとしては、能勢電鉄の「日生線」が走行。
町内唯一の駅である「日生中央駅」から利用可能です。
平日は朝夕の通勤時間帯は1時間に7往復ほど運行されています。
「日生中央駅から梅田駅まで最短40分ほどで行けるのが嬉しい」といった住民も声も上がっているようです。
バスは阪急バスが通っており、日生中央駅から川西バスターミナルを結ぶ路線が多く出ています。
町の南部には大きなニュータウンが3つあり、人口の約74%がこの3つのニュータウンで暮らしています。
さらには中規模住宅団地も出来ており、まだまだベッドタウンとして、のびしろのある町です。
人口は1970年7,032人、1980年11,526人、1990年21,558人、2000年29,094人、2010年31,739人…と増加していましたが、2015年頃から、緩やかに減少、2023年には29,570人となっています。
それでも人口約3万人を維持している町です。
町内には県の重要文化財に指定された文化財も多く、天乳寺木喰仏や杉生八坂神社本殿、石造灯篭等が見られますし、天然記念物であるネズの大木とモッコクの大木、多田銅銀山鉱山跡である「多田銀銅山悠久の館」、肝川戸隠神社や静思館といった観光スポットも多数。
また、屋内温水プール「猪名川町B&G海洋センター」等のスポーツ施設や町立図書館も併設する猪名川町生涯学習センター等の文化施設も。
東京ドーム2.2個分の広さを誇る「ふれあい公園」等もあります。
北部は自然が多く、オオサンショウウオやホタルなどが見られ、大野山にある「大野アルプスランド」には、天体観測が楽しめる「猪名川天文台アストロピア」も誕生。
レーシングカートやミニバイクのサーキット場のある「猪名川サーキット」などもあり、休日は町内外からの人で賑わいます。
猪名川町には商業施設も比較的多く、イオンモール猪名川や日生中央サピエのような大型ショッピングモールでは衣類や雑貨、日用品等が気軽に買えます。
近年、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア用の施設も増えました。
サービス付き高齢者向け住宅は居室のキッチンやトイレといった設備が充実しており、オススメです。