駅まで徒歩で簡単に往復できるエリアで便利な生活を
駅の南口前に広がる、「バレンタイン広場」で有名な、御影駅。日本のバレンタインデーの習慣の発信役となったというエピソードが残る場所です。神戸市との交流が長い、イタリアのテルニの市長を迎えて記念式典がこの広場にて開催されたのは2013年のことです。モニュメントとして、御影石で囲んだ陶板が残されています。
現在、御影駅の周囲はかなり発展しており、2010年に建造された「御影タワーレジデンス」はその象徴といえます。その2年前には、「御影クラッセ」がオープンしており、買い物などは一気に便利になりました。もっとも、昔から残る庶民的な商業施設が周囲にたくさん軒を連ねており、以前から買い物には困らないエリアでした。下町情緒が残る土地柄であることは間違いないでしょう。
御影駅は、国道2号線に近い駅です。タクシー乗り場とバス乗り場は大きめにつくられています。バス乗り場は北口・南口・西口に分散されており、神戸フェリーバス・みなと観光バス・市営のコミュニティバスの3種類の路線を利用できます。
御影駅は、阪神本線に属する駅です。特急と直通特急の停車駅に現在選ばれています。2区間先にある魚崎駅で下車すると、快速急行に乗れる上に神戸新交通の六甲アイランド線に乗り換え可能です。
しかし最大の乗り換え場所と呼べるのは、おそらく神戸三宮駅でしょう。御影駅とは7区間離れているものの、阪急の神戸本線や神戸御高速線、神戸新交通のポートアイランド線、JRの東海道本線、そして神戸市営地下鉄の西神・山手線と海岸線に乗り換えできます。
御影駅の利用率は、2007年までじりじりと低下していました。この年は、1日あたりの乗降客が20000人を割った年でした。しかしその翌年から徐々に回復しており、最近は25000人にもう少しで手が届きそうというところまで増えています。
御影駅の周辺で介護施設をチェックするなら、駅からあまり遠ざかる必要がないという幸運に恵まれるチャンスがあります。施設数だけを見ていると、御影駅エリアは優れているとはまだいえないのですが、最近のこの駅の近くでは相次いで施設が開業しています。駅から徒歩10分前後、うまくいけばたったの数分で行けるような近場で入居先を確保できることでしょう。
駅から近いため、その点に比例するように入居料金は上昇しますが、変動制のシステムを取り入れているところがほとんどです。したがって、入居一時金と月額使用料のどちらを安くするか選べる可能性が高いでしょう。