宝塚温泉と宝塚劇場をいつでも楽しめる場所で老後を

観光の目玉がある駅のため、バスの利用客の多さは安定しています。路線の本数は自然と増しますが、阪急バスグループと阪神バスがサービスの整理に関して努力を怠らないため、乗り心地はいつでも満足度が高いものになっています。
宝塚駅はJRと阪急電鉄双方が協力して運営されている駅です。といっても駅舎自体は正確には分離・独立状態にあるのですが、屋根つきの歩道橋でつながっているため両駅を往復することはひたすら簡単です。
JR側に関しては福知山線の一部である宝塚線の駅ですが、2駅離れた川西池田駅では乗せ電鉄の妙見線に乗り換えられるという長所があります。もっともその先に行くと尼崎駅にぶつかります。この駅ではJRの東西線や東海道本線に乗り換えられるため、いっそう重要度が高まります。
今度は阪急側を見てみましょう。宝塚本線については、終着駅という立場にあります。時間はかかるものの、発着駅である梅田駅まで行けば、大阪市内を走る代表的な路線の大半に楽に乗り継ぎできます。今津線のほうは逆に発着駅というべき状況となります。しかし終点の西宮北口駅まで行くと、神戸本線に乗り換えられます。もっとも一部には直通の路線もあるため、いちいち下車しなくてよいことがあります。
宝塚駅の利用率は、ゆっくりとしたペースではあるものの上昇傾向にあります。1日あたりの乗客数は、JR側では2012年に初めて33000人を突破し、阪急側では2011年に初めて25000人を超えました。
今の宝塚駅の周辺で介護施設をチェックすると、サービス付き高齢者向け住宅が第一に目に入りそうです。手ごろな入居費用で入れる施設だったらすぐにでも数軒ピックアップできるでしょう。残念な点があるとすれば、駅の至近距離で施設を確保することが非常に困難な点でしょうか。
もっともタクシーとバスの乗り場が大きい駅ですし、車道の使い心地も文句が出ないレベルです。その点を気に病む必要はあまりなさそうです。そのほか、介護付き有料老人ホームについてもほどほどの安さで交渉できるところが増えてきました。