パノラマ
武庫川の河川敷は綺麗に整備され、高齢者の散歩に最適
武庫川駅は、阪神電気鉄道の「本線」と「武庫川線」が停車する駅で、地理的には兵庫県尼崎市と西宮市に跨がる形で建てられています。「本線」のホームは市の境でもある武庫川の上にあり、夜になるとホームや停車した電車の光が川に映り、光揺らめく水面が見られる珍しい駅です。一方、「武庫川線」のホームは川沿いにある地上駅。二つのホームをまとめて「武庫川駅」と呼んでいます。「本線」は利用者も多く、快速急行などの急行も止まります。上りが尼崎・大阪（梅田）・難波・奈良方面、下りが神戸（三宮）・明石・姫路方面へと向かいます。「本線」は下りに乗ると、次の駅が鳴尾駅、その次が甲子園駅です。甲子園駅のすぐ南側に、高校野球でお馴染みの甲子園球場があります。野球が好きな方は毎年観戦に行ける距離でしょう。
武庫川駅は「武庫川線」の始発駅で、東鳴尾・洲先・武庫川団地前方面へと向かいます。現在、武庫川駅はバリアフリー化が進んでおり、エレベーターと車イス用トイレがあります。「武庫川線」乗り場のエリアには車イス用トイレにオストメイト（人工肛門・人工膀胱の方の為の設備）も完備。駅の西口にはタクシー乗り場もあります。
駅の西側には兵庫医科大学のキャンパスが広がり、兵庫医科大学病院もあるので、病気の方が受診しやすい立地です。大学のさらに西側には、スーパーやホームセンター、公園などもあり、楽しいエリアとなっています。兵庫医大の他にも女子大などの学校があるため、学生が多いのも特徴です。
駅からバスに乗り換えるためには、尼崎市側、駅の東口から南に200mほどの距離にある「武庫川停留所」まで歩く必要があります。停留所には尼崎市営バスが乗り入れており、利用者は武庫営業所行や阪神出屋敷行、阪急塚口行などのバスに乗れるため、通勤・通学のために利用している人もいるようです。
また、武庫川の河川敷は綺麗に整備されおり、散歩に最適です。桜も美しく、春は花見の人が大勢やってきます。介護施設も武庫川エリアにあります。高齢者住宅なら、入居時の費用が20万円程度、月額利用料が食費も込みで17万円位という場所もあるようです。食事の用意と簡単な掃除ならサービスとして付いていますので、自立の方などは、高齢者住宅に入居すれば、自由に散歩や買物が出来る上に、食事の心配をしなくて済むようになりますから、悠々自適な生活が出来るでしょう。
そして最近の高齢者住宅も含めた介護施設は本当に綺麗です。是非、一度見学に行ってみて欲しいと思います。
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