お出かけスポットも多く、高齢者も楽しく外出できる

坂戸市は、埼玉県の中部にあり、1976年に坂戸町から坂戸市へと移行しました。
江戸時代から坂戸宿があり、旅人達が賑わった場所。
今は東京都23区や川越市のベッドタウンとしても重要な街です。
市外への通勤・通学者が多いため、坂戸駅を中心として東武鉄道の「東上本線」「越生線」が通っています。
坂戸駅からは羽田空港まで直通の高速バスも出ており、ビジネスマンなどに重宝されているようです。
路線バスも川越観光バスや東武バスウエストといった一般バスが市内の団地等を巡る他、坂戸市内循環バスである「さかっちバス・さかっちワゴン」が低料金で運行しています。
70歳以上の方や、障がいを持つ方は料金助成もありますので、気軽に利用できるのがメリット。
シニア世代が増えている中、坂戸市にも高齢者の閉じこもりによる介護度や認知度の悪化が問題となっている状況があります。
そういった現状で、100円程度で乗れるバスがあるのは、とても大切なことでしょう。
金銭的にも高齢者が気兼ねなくバスで移動できるため、閉じこもり防止対策にもなっているようです。
実際、坂戸市の高齢者数は増加の一途をたどっており、1990年には市の総人口は31716人、その内高齢者数は6494人でした。
しかし、2011年の総人口は34676人で、1990年と余り変化がないのに比べ、高齢者数は21449人と、3倍近く増えているのです。
高齢化率も6.7%から21.2%に上昇。
2023年の調査では人口9万99,763人、高齢化率30.1%と急激な速度で高齢化が進んでいます。
このような事実を松戸市は真摯に受け止めています。
基礎的な介護系サービスだけでなく、認知症対策を積極的に実施。
「認知症ガイドブック」や、認知症患者を保護した際の素早い連絡に役立つ「高齢者見守りキーホルダー」などの配布を行っているのです。
高齢者福祉課で申し込むと無料でもらえますので、遠慮無く申請を行って下さい。
もともと坂戸市は緑も多く、高麗川桜堤など桜を見ながらゆっくり散歩ができる場所や、花菖蒲やポピーといった花見ができるスポットが多い場所。
坂戸市の介護施設に入居すれば、施設のお出かけイベントも楽しいと思います。
景色の美しい散歩コースもいろいろとありますので、自立の方も毎日散歩を満喫できるでしょう。
サービス付き高齢者住宅なら入居時の費用が0円、月額利用料も13万円程度というプランもあります。
東京都23区に行きやすいエリアの中で、坂戸市の介護施設は比較的料金が安い所が魅力だと思いますので、市外の方にも坂戸市内の施設入居をおすすめしたいです。