関係者間での評価の高い施設が建てられてきたエリア

駅に降り立って周囲を見渡すと、目に入るのは大小さまざまな集合住宅および戸建て住宅、そして住民の日常を支える官民のさまざまな施設です。生活水準は、かなり安定した土地柄となっています。
なお少し移動すると、まだ農地や緑地が残るエリアに容易に遭遇できます。また、平安時代に起源を持つと伝えられる、きわめて由緒正しい検見川神社が近くで今なお近隣の住民の大切な心のよりどころとなっています。
検見川駅は東関東自動車道にわりと近く、幹線道路などを使いたい場合はまずこの自動車道をきっかけにすることがポイントです。バスは検見川駅の前から乗り入れているわけではありませんが、5分程度歩くと到着するJR総武線の新検見川駅で使うことが可能です。京成バス・平和交通・千葉海浜交通が何十におよぶ路線を整然と運行しています。
検見川駅は、京成千葉線に属する駅です。すぐ隣には京成幕張駅が、さらにその先には京成幕張本郷駅があり、どちらの駅からもJRの総武線に乗り移れます(もっとも、その目的については新検見川駅でじゅうぶんに果たせますが)。
そして京成津田沼駅があります。この駅では京成本線と新京成線の両方を使うチャンスがあります。なお、千葉線の終点は目下、千葉中央駅です。この駅では千原線への乗り換えが考えられます。
検見川駅の利用率は、ずいぶん前からほとんど変化がありません。この10年間は、1日平均の乗客数が1700~1900人の間で細かな変化を繰り返してきただけです。しばらくの間、この状況が大きく変わる可能性は皆無に近いでしょう。
検見川駅の周辺は、団地が固まっています。このような場所では、ある程度の時間が経過すると施設の老朽化や住民の高齢化など、数々の問題に直面せざるを得なくなります。検見川駅の近辺では、少しずつ介護施設の誘致などが地道に続けられてきました。その甲斐あってよその土地と比べるとだいぶ恵まれている点があります。
介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどは設備のレベルの高さなどで高い評価を受けています。コスト面については、かなり高くつく施設が目立つことがありますが、地味ではあるものの手ごろな費用体系の施設がだいたいはいつでも募集をかけているものです。