水資源豊かな地域が広がる伊豆箱根鉄道大雄山線の終着駅。県内では比較的低価格な施設が多いです

当駅が位置する南足柄市は山間部が大きな面積を占めるため、神奈川県内で最も人口の少ない市になりますが、自然、特に山林と水資源に恵まれており、富士フイルムやアサヒビールの大規模な工場などが立地しています。なお関本は、南足柄市役所が立地するなど当市の中心部になります。
当駅の周辺は南足柄市の中心部となり、スーパーや商店、銀行、住宅などが集まっており、活気のある美しい街並をつくっています。
大雄山駅が終着駅となる大雄山線は、神奈川県小田原市の小田原駅と当駅とを結んでいます。途中駅には井細田駅、相模沼田駅、塚原駅、富士フイルム前駅などがあります。大雄山駅の駅舎は1面2線のホームを有する地上駅となっており、待合所も備え付けてあります。
当駅からは箱根登山バス、伊豆箱根バス、富士急湘南バスなどが利用でき、バスの路線が充実しています。概要は以下の通りで、1番乗り場(道了尊行き)、2番乗り場(小田急線新松田駅行き)、3番乗り場(小田急線開成駅行き・小田急線新松田駅行き・小田原駅東口行き・狩川橋行き・富士フイルム循環・松102:アサヒビール行き)、4番乗り場(地蔵堂行き・足柄万葉公園行き・内山行き)、A乗り場(小田急線新松田駅行き)、B乗り場(富士フイルム西門行き)となっています。
神奈川県にありながら豊かな自然に囲まれた地域に囲まれた駅ですが、高齢化の度合いは他の地域よりも高くなっています。財政が切迫する自治体が多いなか、上記のように大企業の工場が多いことから南足柄市の財政は比較的余裕があり、老人福祉にも積極的に取り組み種々のサービスを打ち出しています。民間の老人ホームの数は多いとは言えませんが、神奈川県内にしては比較的低額から施設を選ぶことが可能なよう。
たとえば介護付き有料老人ホームでは入居一時金に差はありますが、月額20万円前後の場所が多くなっています。また、住宅型有料老人ホームになるともう少し低い値段でも施設を探すことができます。ただし表面上の値段だけでなく、必要とされるサービスも念頭に置きながらお探しいただくと良い選択ができることでしょう。
山と水という自然環境に恵まれ、神奈川中心部や東京都とも近いエリアですので、ご検討されている方は一度直接足を運んでご相談されてみてはいかがでしょうか。