山万ユーカリが丘線の無人駅。介護施設は周辺市まで視野を広げて探すのがベター

山万ユーカリが丘線は、不動産会社である「山万」が開発を行った路線で、ユーカリが丘駅を起点とする単線のみを有する新交通システム路線のこと。ユーカリが丘からは地区センター駅、公園駅を経て、その後は環状運転。女子大駅、中学校駅、井野駅、公園駅、地区センター駅、ユーカリが丘駅を結ぶ。逆方向に運転される列車はないため、乗車の際は注意が必要です。
井野駅は無人駅なので、乗降の際は準備が必要かもしれません。しかし、その点は鉄道サービス業者もよく理解しているようです。山万ユーカリが丘線の鉄道事業部員全員が「サービス介助士」の資格を取得しており、ご高齢者や障害をお持ちの方に対して、きめ細かな配慮により、快適な移動ができるよう心がけているそうです。
井野駅周辺は閑静な住宅街となっており、駅のすぐそばには分譲マンションである「グランフォート・ユーカリが丘」があります。ユーカリが丘南公園までは徒歩圏内。緑あふれる環境のなかで生活することができます。近隣には、小学校のほか、和洋女子大が立地し、学生を中心とした若者の姿が散見されます。
商業施設は、駅周辺にはあまり多くはないようです。しかし、山万ユーカリが丘線を利用すれば、日用品の買い物に困ることはないでしょう。地区センター駅には、イオンが、ユーカリが丘駅には、薬局や飲食店が立ち並んでいます。
井野駅周辺には介護施設はありませんので、ユーカリが丘駅まで足を伸ばして、探すのが良いでしょう。ユーカリが丘駅は京成本線と接続するターミナル駅。駅周辺はニュータウンということもあり、比較的新しい介護付有料老人ホームがあります。入居一時金は30万円から1000万円程度とバラバラ。入居一時金によって、月額利用料が変わる方式を採用している施設があります。施設は高級志向で、お食事では直輸入品が食事として提供されたり、足湯設備があったりと落ち着いた環境下でゆったりと生活できるようになっています。
前述のとおり、井野駅周辺には現在のところ介護施設はありません。施設探しの際は、近隣の八千代市などに足をのばして、比較検討することが大切です。