茨城空港ができてから空の旅が便利になりました

茨城県の中央部分からやや南寄りに位置する、小美玉市。
2006年に、東茨城郡の旧小川町・旧美野里町と旧新治郡玉里村を統合して誕生しました。
最南端の地区は霞ヶ浦に達しています。
東側を行方市・鉾田市に、西側を笠間市・石岡市に挟まれています。
北端は東茨城郡茨城町との境界線です。
大部分の土地が平地であることから、市内は市街地や農地などが複雑に入り乱れるように発展してきました。
低地と台地それぞれで、土地の特性に合致した作物が栽培されているほか、畜産業もさかんです。
霞ヶ浦沿岸では漁業が安定した収益を生み出しています。
最近は観光農園が人気を呼んでおり、首都圏方面からも老若男女を問わずあらゆる世代が定期的に訪れるようになりました。
市内に遠州池・池花池と渡り鳥の飛来地となっている水場が目立ちます。
冬場は、白鳥の美しい姿を楽しんでいただけるため徐々に人気が高まっているところです。
小美玉市を代表する祭事に、小川祇園祭があります。
これは、素鵞神社にて5世紀ほど昔から定期的に開催されてきた祭礼です。
神光輿や山車が近隣を練り歩くほか、子供獅子による各町巡行稚児行列などを見物していただけます。
小美玉市で鉄道を用いた旅行等をお考えになるときは、JRの常磐線の羽鳥駅をご利用できます。
ただし地区によっては、隣接する石岡市内に所在する石岡駅・高浜駅を利用する習慣が強いですが。
路線バスに関しては、関鉄バスグループのサービスをご利用できます。
また数年前から市営のコミュニティバスの運行が開始されており、最近は市民の間でずいぶんと定着しています。
幹線道路については、常磐自動車道にお乗り入れできるパーキングエリアが市内に1ヵ所あるほか、国道6号線・355号線あたりが、通行量が多くて便利です。
なお2010年に、茨城空港が開港したため空路での旅がとても簡単になりました。
小美玉市の人口は、20世紀が終わるころにピークを迎えました。
今世紀に入るとゆっくりとした減少傾向が続いています。
2023年の集計によると、49,224人という結果が出ています。
同年の高齢化率は、30.3%という全国平均値とあまり変わらない結果となりました。
今から小美玉市内で介護施設をお探しになる場合は、グループホーム・特別養護老人ホームなどが検索しやすい状態です。
また、介護老人保健施設・介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅あたりもだんだんと見つかりやすくなりました。