TVドラマや映画のロケに使われる場所がいっぱいです

茨城県の南西端に位置する自治体のひとつ、常総市。
2006年に結城郡の旧石下町を編入しましたが、それを機に水街道市から現在の名に改名しました。
つくば市やつくばみらい市をはじめ、かなり多くの自治体と隣接しています。
最南端の県境の近辺では、利根川を挟んで千葉県野田市と向かい合っています。
市の中央部分を南北に流れる鬼怒川の沿岸に市街地などがつくられてきた歴史があり、かつては水運業が地域の主要な産業でした。
繁栄をきわめた時期に建造された古い建物がまだ多く残っており、映画やTVドラマの撮影場所によく選ばれてきました。
現在は工業団地などが増えています。
その中で就労する外国からの流入者の姿も目立つようになりました。
ひと昔前と比べて急激に国際性が強まっています。
市内には古くから残る寺社仏閣が多く、平安期に建造された一言主神社や大生郷天満宮はその典型でしょう。
室町時代から安土桃山時代にかけて建てられた弘経寺や法蔵寺も知名度はとても高いです。
水海道風土博物館が管理している坂野家住宅は、安土桃山時代の豪農の邸宅でした。
史料的価値が非常に高いことから、国から重要文化財の指定を受けています。
普段のお散歩などに向いている場所に吉野公園があります。
桜の名所として人気があるほか、夏になると満開になるハスの花が見もの。
そして、ヘラブナ釣りが可能な三日月湖があることでよく知られています。
常総ニュータウンの中にある天然温泉は、かけ流しのお湯をお楽しみいただけます。
常総市で遠方の地にお出かけをご希望の場合は、関鉄常総線をご利用可能です。
関鉄グループの存在感はとても強く、路線バスの運行も精力的に実施しています。
幹線道路については、首都圏中央連絡自動車道のインターチェンジが1ヵ所設置されているほか、国道294号線・354号線をお使いになれます。
常総市の人口は、今から約20年前まで増加していました。
その後はしばらくの間横ばい状態が続きました。
2010年代に入ると減少傾向がはじまっており、2023年の調査では61,562人という結果が出ています。
同年の高齢化率は、30.3%という計算結果が公開されました。
現在の常総市ですぐに見つかりやすい介護施設は、特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設あたりでしょう。
ただし、すぐにご入居できず待機が必要となることも多いです。
介護付き有料老人ホームのような民営の施設ご上手にご利用いただくことも一考の価値があるでしょう。