野菜や果物を栽培する農地がたくさんあるのどかな一帯

茨城県の南東部に位置する、鉾田市。
2005年に、旧鹿島郡に属する鉾田町に旭村・大洋村を合併してつくられたまだ新しい都市です。
西側から南側にかけて行方市・小美玉市・鹿嶋市に囲まれており、北端で東茨城郡の茨城町・大洗町と隣接しています。
東端は太平洋に面した海岸線が長く延びています。
なだらかな土地が多いことと水源に恵まれていることが功を奏して、早くから農地として開墾されてきました。
特にメロンの生産で名高く、日本一の出荷量を誇ります。
市の東端は海水浴場がつくられているため夏場は人口密度が高まります。
大竹海岸鉾田海水浴場は、鹿島灘に面した美しい浜辺です。
少し高い位置から海の彼方を見下ろすと雄大な風景をご覧いただくことが可能です。
サーフィンや潮干狩りの名所でもあります。
この海岸は鹿島灘海浜公園に含まれており、お散歩に適した芝生の広場などが併設されていて便利です。
鉾田市内で有名な行事に、鉾神社の例大祭があります。
毎年8月下旬になると、近隣の一般歩道などを神輿や山車が盛大に練り歩く様子をご見物可能です。
また、2年に1回鉾田川の河口付近で開催されている花火大会では、数千発におよぶ花火が打ち上げられる様子をご覧いただけます。
鉾田市内で鉄道を用いた遠出をご希望になるときは、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線にご乗車可能です。
市内に駅が6ヶ所設置されています。
路線バスについては、関鉄バスグループがかなり多くのサービスを提供しています。
高速バスに関しては関鉄バスグループのほか、現在は千葉交通・茨城交通・日立電鉄交通サービスなど多くの会社が運行に参加しているため便利になりました。
幹線道路については国道51号線・124号線・354号線などが、通行量が多くて人気がある車道です。
鉾田市の人口は、時代が昭和から平成に移り変わるころまでゆっくりと増加していました。
その後は横ばい気味に変わっており、過去四半世紀の間大きな変化は見られませんでした。
ただ2010年代に入ると、やや減少傾向が見られるようになりましたが。
2023年の調査では、47,181人という結果が出ています。
同年の高齢化率は、34.6%を記録しました。
現在の鉾田市で介護施設へのご入居をご検討中の場合、すぐに見つかるのは特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設あたりでしょう。
その一方で少し前から、サービス付き高齢者向け住宅および住宅型有料老人ホームが徐々に数を増やしているところです。