平和な稲作地帯です。成田市や龍ケ崎市との結びつきが強いです

茨城県の南端は、たくさんの自治体が並んでいます。
河内町はその中で、ほぼ中央に位置しています。
隣接しているのは稲敷市や龍ケ崎市、そして北相馬郡の利根町です。
南側を流れる利根川の向こうにあるのは、成田市・印旛郡の栄町・香取郡の神崎町です。
利根川および新利根川という、豊かな水源に恵まれていることから早くから水田の開拓作業が進められてきました。
数百年前は、洪水などが多発した時期がありましたが、堤防がつくられて以後は安定した穀倉地帯として名声を確立しています。
現在も、牧歌的な稲作地帯が残されており、お散歩などに出ていただくと平穏で心が現れる風景や雰囲気でいっぱいです。
昨今は、田植えや収穫の作業を通した体験型の祭事が活発に企画されており、都心部などからも参加者を集めることに成功しています。
不動面沼の方面に近づいていただくと、水と緑のふれあい公園が見えてきます。
この公園は町民の間で最大の、くつろぎの社交場として長いこと愛されてきました。
沼では釣りなどをお楽しみいただけるほか、鴨のような生き物が泳ぐ姿をご見物いただけます。
沿岸に植えられた桜やクチナシといった花々をご鑑賞いただくことが可能です。
河内町は鉄道が開通している自治体ではありません。
このため、町民は路線バスやタクシーの活用に慣れています。
路線バスについては、大利根交通自動車のサービスをご利用可能なほか、町営のコミュニティバスへのご乗車が可能。
幹線道路に関しては、国道408号線や県道11号線・68号線あたりが便利な車道です。
なお龍ケ崎市内にある関東鉄道の竜ヶ崎駅や、成田市内にあるJR線の滑河駅を常用する町民は少なくありません。
利根川河川敷では、大利根飛行場が設営されています。
ここは定期便の離着陸が実施される場所ではありませんが、その代わりにグライダーなどを活用する目的で使用されてきました。
河内町の人口は、昭和後期から平成初期にかけて、微増や微減を繰り返していました。
20年ほど前から減少傾向が強まっており、2023年の調査の際は8,140人というデータが公表されました。
高齢化率については同年に、40.4%という記録が公開されています。
河内町で今から、介護施設をお求めになる場合は特別養護老人ホーム・グループホームなどが見つかりやすい状況です。
龍ケ崎市や成田市に所在する種瀬にも、合わせて目を向けていただくことも大切です。