常陸大宮市は星空が綺麗な街

常陸大宮市は茨城県の北西部の街。
2004年那珂郡大宮町が、那珂郡山方町・緒川村・美和村・東茨城郡御前山村と合併し「常陸大宮市」となり、今に至ります。
「大宮」は甲神社の尊称である「甲大宮」からいただいています。
その大宮の前に「常陸」とつけたのは、大宮市との混同を避けるためでした。
人口は1970年には5万2,500人、1980年5万332人いましたが、緩やかに減少しており、1990年には5万人を割り込み、4万9,670人に。
2000年は4万8,964人、2015年には4万2,587人、2023年の調査では3万9,370人となっています。
常陸大宮市は八溝山地の東に広がる麓にあり、市域の6割程度が森林や原野という緑豊かな都市。
第一次産業が経済の中心となっています。
南西エリアには那珂川が流れ、川沿いには国道123号が走行。
東には久慈川も南北に流れ、川沿いには国道118号やJRの「水郡線」が走行。
国道118号の那珂大宮バイパスの沿線にはさまざまな商業施設ができており、市の中心道路となっています。
市内には茨城交通や常陸大宮市市民バス、那須烏山市営バスが走っていますし、常陸大宮市と東京・新宿を結ぶ高速バスも利用できます。
観光スポットも多く、天文台やバーベキュー施設等のある「花立自然公園」は、関東で最も美しい星空が見られるとして注目を浴びています。
宿泊施設もあるので、のんびりと夜空を眺められるのが魅力。
また、八溝山地には多くの金鉱脈があり、熊久保金山等の金山の遺跡が残っています。
今でも久慈川等では、砂金が少し採れるそうです。
市内には公園も多く、梅や桜が美しい宇留野公園や、100体もの観音像や洞穴がある百観音自然公園、市民プールなどがある大宮運動公園があります。
さらには、文化財に指定されている「鷲子山上神社」、茨城県天然記念物の「三浦杉」、淡水魚を集めた水族館「淡水魚館」、アルカリ性単純温泉の「三太の湯」、ハイキングコースが人気の「尺丈山」などなど、見所やお楽しみスポットが沢山あるので、シニア世代もいろいろと楽しめるでしょう。
市内の介護施設の数はまだ少なめですが、サービス付き高齢者向け住宅等もできています。
完全個室で居室にはトイレも。
楽しい年中行事もあるので季節感も失わずに済みます。
常陸大宮市は自然が美しく、面白いスポットも多い街。
「老後は大自然の中で」と思っている方にもオススメの場所です。
市内最大のショッピングセンターや道の駅「常陸大宮」、道の駅「みわ」など、ゆっくり買物が楽しめる場所も増えていますので、ぜひ、常陸大宮市を訪れてみてください。