かすみがうら市は名産品豊富なエリア

かすみがうら市は、茨城県の南部にある都市。
東京都から60km圏内に位置し、南東部は霞ヶ浦に面しています。
2005年霞ヶ浦町・千代田町が合併して「かすみがうら市」が誕生。
人口は1970年には30,262人でしたが、徐々に増加し、1995年には45,288人に。
その後、緩やかに減少し、2023年には40,628人となっています。
かすみがうら市は石岡市や土浦市、行方市と隣接。
市の中央部には「常磐線」が走っていますが、「神立駅」が隣の土浦市との境にまたがる形で設置されているのみで、市内に鉄道の駅がないのがネック。
しかし、バスは通っており、関鉄グリーンバスや関鉄観光バス、霞ケ浦広域バスが利用できるので便利です。
土浦市と石岡市や行方市を結ぶ路線バスがかすみがうら市を経由し、市内にはコミュニティバスも走っています。
車道も発達しており、常磐自動車道が走行。
千代田石岡インターチェンジから利用できます。
一般国道も国道6号「水戸街道」や国道354号、茨城県道53号「つくば千代田線」といった主要道路が整備されています。
市内の商業施設としてはケイヨーD2・しまむら等が入居する「千代田ショッピングモール」やカスミ等のスーパー、コメリ等のホームセンターも。
日立建機霞ヶ浦工場などの工場も多い為、土浦・千代田工業団地等の工業団地も点在しています。
小中高等学校も揃っており、運動公園も四ヶ所ほど。
特に第一常陸野公園はB&G海洋センターや体育館、プール、野球場は2面、テニスコートが4面もあります。
広くて運動しやすい公園があるので、体力作りなども楽しくできるでしょう。
北部には恋瀬川や天の川が流れ、水の豊かな場所です。
北西部には筑波連山が連なり、市の一部は水郷筑波国定公園となっています。
かすみがうら市水族館や歩崎観音、富士見塚古墳公園等、観光スポットも豊富で、石造五輪塔等の県指定文化財や市指定文化財も多いです。
また、かすみがうら市はレンコンの名産地でもあり、隣の土浦市と共に生産量は日本一。
フルーツアイランドと銘打って梨・柿・・ブルーベリー・栗・ブドウ・イチゴの生産にも力を入れています。
霞ヶ浦ではワカサギ、シラウオ、鯉などが取れますし、佃煮の生産量も県内最大です。
かすみがうら市は食・文化・自然…どれをとっても豊かな場所。
シニア世代にもオススメのエリアです。
市内には有料老人ホームもあり、作業療法士のいる介護付き有料老人ホームも。
リハビリに励めるでしょう。