岡山市のベッドタウンのひとつです。ワイナリーなどが大人気
岡山市の北西方向に位置する、赤磐市。
久米郡の久米南町・美咲町と和気郡和気町に囲まれているほか、市の南西端で備前市と接しています。
2005年に発足したばかりのまだ新しい都市で、2015年の春に市制施行10周年を称える記念行事が盛大に開催されたことは、まだ市民の記憶に新しいところです。
岡山市の北区や東区と隣接していることから、これらの区域に通勤・通学する住民が昭和後半に急増しました。
現在も市の南部にかなりの団地などが存在します。
とはいえ市内は全体的に丘陵地や山間部が多く、緑に覆われた土地がたくさん残っています。
このような性質を活かした果樹栽培が昔からさかんに行われてきました。
今なおワイナリーなどが市内各地で稼働しています。
「岡山農業公園 ドイツの森 クローネンベルク」のは市内を代表する観光施設になっています。
10数年前にリニューアル工事が行われており、一段と便利に変わりました。
園内には数々の施設が設置されており、その中には老若男女を問わずお楽しみいただけるところも少なくありません。
そのほか熊山遺跡や両宮山古墳、西光寺や前国分寺の跡地といった歴史的な価値を持つ旧跡が保存されています。
赤磐市内で列車にお乗りになる場合は、JRの山陽本線の熊山駅をご利用可能です。
そのほか、隣接する岡山市東区内に位置する瀬戸駅を日常的に利用する市民も一部に存在します。
路線バスに関しては、宇野バスのサービスをご利用できるほか、市営のコミュニティバスの系統を数種類ご使用いただけます。
高速道路に関しては、山陽自動車道・美作岡山道路のインターチェンジがそれぞれ1ヵ所ご利用可能です。
また、国道374号線・484号線も通行量が多くて便利な車道です。
赤磐市の人口は、20世紀の終わり間際までずっと増加していました。
その後は横ばい気味に転じています。
2023年の調査では4万3,392人という結果が出ました。
これは、10年前とほとんど変わっていません。
ちなみに同年の高齢化率は33.8%でした。
これから赤磐市内で介護施設をお探しになる場合は、特別養護老人ホームやグループホームが比較的見つかりやすいでしょう。
それ以外では、介護老人保健施設や介護付き有料老人ホームなどを発見していただけます。
健康面でのご相談については、赤磐医師会病院や国民健康保険熊山診療所などが以前から市民の間で広く使われてきた医療施設でおすすめできます。