旧牛窓町地区は、日本のエーゲ海と呼ばれて愛されています
岡山県の南東端に位置する、瀬戸内市。
南端は、瀬戸内海に面した海岸線です。
北側は、東西から備前市と岡山市に取り囲まれています。
2004年に、旧邑久郡に属する邑久町・牛窓町・長船町が合併して発足しました。
北西部は、岡山市東区と隣接しており、吉井川が境界線となっています。
川の沿岸は岡山平野の一部で低地が広がっているため、市街地化が進められてきました。
そのほかの土地は、やや高台にあるため緑が全体的に豊富です。
内陸部では農業が、沿岸部では漁業が基幹産業となっています。
旧牛窓町エリアは、瀬戸内海に面しており美しい光景をたっぷりとお楽しみいただける点が魅力です。
温暖なため、ご高齢の方の生活にふさわしい点も大きな長所でしょう。
牛窓オリーブ園は、2,000本におよぶオリーブが植えられており、エーゲ海をほうふつとさせる独特の風景が人気を博してきました。
収穫されているオリーブは、食用をはじめさまざまな用途でお役に立てていただけます。
海遊文化館は、港町として繁栄してきた牛窓地区のこれまでの歩みを、豊富な展示品とともに学習していただける文化施設です。
瀬戸内市は、戦前を代表する人気画家である竹久夢二の出身地です。
竹久夢二の偉業をたたえる施設は岡山市にもありますが、瀬戸内市にも建てられています。
瀬戸内市にあるのは、当人が生まれ育った生家と、都内に存在したアトリエを復元した建物です。
どちらも、生前の写真や作品など貴重な品々を展示しています。
瀬戸内市で列車にお乗りになりたくなったときは、JR赤穂線のサービスをご利用できます。
現在、市内に存在する駅は3ヵ所です。
路線バスに関しては、宇野バスと両備ホールディングスグループのサービスをご利用可能。
公営のコミュニティバスも種類が豊富でおすすめです。
幹線道路については、国道2号線・250号線あたりが市民の間で知名度が高い車道です。
瀬戸内市は、岡山市のベッドタウンとして発展してきた一面があります。
このため、昭和後期にかなり人口が増加しました。
ピークに達したのは今世紀に入ったばかりの時期です。
現在は微減しており、2023年に3万6,525人を記録しました。
同年の高齢化率は34.1%でした。
現在の瀬戸内市で介護施設へのご入居をご計画中でしたら、民営の施設ではサービス付き高齢者向け住宅が、公営の施設では特別養護老人ホーム・グループホームが探しやすいでしょう。
医療面では市民病院とその分院が存在感のある相談先です。