富海駅周辺は山海が楽しめる。看護士常駐の住宅型有料老人ホームあり

富海駅は、山口県防府市の大字富海に位置するJR西日本「山陽本線」の駅。「とのみ」と読むのは大変珍しく、難読駅名の一つとなっています。
1898年山陽鉄道が徳山駅から防府駅まで延伸した際に開業し、旅客・貨物の取り扱いを始めました。1906年に国鉄の駅になり、約60年後貨物の取り扱いが終了。1987年からJR西日本の駅になっています。
富海駅は無人の地上駅で、2面2線のホームには、山陽本線の徳山・柳井方面行き上り列車と、徳山・柳井方面行きの下り列車が停車。発着本数は少なめで、上下線共に1時間に1~3本程止まります。1日あたりの平均乗車人員は1999年度から2015年度にかけて緩やかに減少しています。
駅周辺は静かな住宅地ですが、防府市立の富海中学校や富海小学校もあるので、登下校の時間帯は少し賑やかになります。駅の北には大平山がそびえ、登山を楽しむ方も。慣れた方なら2時間30分程で登頂できるでしょう。
一方、南には周防灘に面した富海海水浴場が広がります。駐車場も用意されていますが、富海駅から歩いて3分程なので列車でも気軽に行けるのが魅力。夏期は海の家も開き、シャワーやトイレ等が利用できるのも嬉しいポイント。バーベキューもできます。海岸沿いをゆっくりと散歩するのもおすすめ。
また、エリア内には郵便局や「ほうふ春日神社」等も点在。この神社には眺める角度によってはハート型に見える「ハート桜」が春になると咲きます。桜の種類は陽光桜で、ソメイヨシノより早く咲く種類です。
駅近くには県道58号も走っており、沿線を中心にスーパーやコンビニがあります。西隣の「防府駅」寄りのエリアには、大型ショッピングモールやホームセンター、飲食店等が多数並んでいますので、ぜひ足を伸ばしてみてください。
駅周辺には住宅型有料老人ホームやグループホーム等のシニア向けの住まいも誕生。住宅型有料老人ホームの費用相場は入居時費用5万円未満、月額利用料は15万円以下で、娯楽も豊富です。施設によっては、介護士だけでなく看護士も24時間常駐。医療サポートが必要な方も安心して暮らせます。
西隣の「防府駅」は駅周辺も賑やかで、商業施設も多数。バスセンターもあるので移動にも便利です。そんな防府駅エリアにも近い富海駅エリアはシニア世代にもおすすめ。一度、駅の周囲にあるシニア向けの住まいにも、見学にお越しください。