加賀郡吉備中央町
岡山県の中央部分に位置する、吉備中央町。
東西から岡山市北区と高梁市に挟まれているほか、南端で総社市と、北端で真庭市と久米郡に属する美咲町と隣接しています。
山々に取り囲まれた町で、ほぼ全域が吉備高原に含まれています。
2004年に、旧上房郡の賀陽町と旧御津郡の加茂川超が合併して誕生しました。
吉備中央町は合併のはるか昔、40年以上前から、独特な都市計画を打ち出して日本各地から注目を集めてきました。
吉備高原都市とは、保険や福祉、文化や教育といった多様な観点から完成度の高い都市づくりを目指すといったもの。
計画の途中で、方向性の大幅な転換を余儀なくされたり中断せざるを得なかったりと多くの困難にぶつかってきましたが、新たな動きがまた持ち上がっています。
すでにさまざまな施設が完成しており、その中にはご高齢の方を対象とした福祉施設や医療施設も混ざっています。
吉備中央町と総社市の間にある渓谷は、豪渓と呼ばれて親しまれてきました。
自然が産み出した花崗岩の美しさは格別で、吉備中央町にお住まいになるなら一度訪れていただきたい名勝地です。
岡山県は、各地でふるさと村の整備事業を推進していますが、吉備中央町にもふるさと村があります。
円城地区のふるさと村は、江戸時代まで円城寺の門前町として発展していた地域でした。
円城寺は備前四十八ヶ寺に選ばれている寺院で、県の指定文化財となっている宝篋印塔など見どころが多い場所です。
吉備中央町には目下、開通している鉄道がありません。
町民の主な移動手段は自家用車やタクシーなどとなります。
路線バスに関しては、中鉄バスグループの系統がかなり豊富。
また、備北グループのサービスもご利用できます。
町営のコミュニティバスにお乗りになれる機会も多いです。
幹線道路に関しては、岡山自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが1ヵ所設立されています。
国道429号線・484号線もよく使用されている車道です。
吉備中央町の人口は、昭和後期から平成初期にかけて微増や微減を不規則に繰り返していました。
20世紀の終わり間際になると減少に転じており、2023年には人口1万507人となっています。
この年の高齢化率は42.4%でした。
現在の吉備中央町で介護施設のご利用をお求めでしたら、グループホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームが見つかりやすい状態です。
そのほか、ケアハウスへのご入居も可能でしょう。