再開発計画が次々に実行に移されている町です

横川駅の歴史は非常に古く、19世紀末の時点ですでに開業を果たしていました。また、設立から数年後にこの駅を基点として、国産では初となる乗り合いバスの運行が開始。2004年から、当時使われた車両の展示が駅前で行われています。その前後から、駅舎の改修工事が相次いで実施されましたが、数年前にひと段落しています。
駅がある場所は、太田川とその放水路に挟まれた南北に細長い土地です。駅の周辺は発展しており、建物の密集度が高い地域。今世紀に入ってから、新たな都市計画が持ち上がっています。
特に若年層を対象とした活動が目立つ点が注目の的。全国的に過疎化や若年層の流出が問題化している中で、着実にその対策に動いています。駅の近くに広がる横川商店街は、懐かしさが漂う街並みと世代の壁を超えた町おこしの取り組みの両方を味わっていただける貴重な場所です。
横川駅は、JR線の山陽本線と可部線が接続する駅です。山陽本線の管内では、通勤ライナーが停車する駅に選ばれており、隣接する新白鳥駅はアストラムラインへ乗り換え場所として有名。その向こうにある広島駅では、呉線・芸備線のような在来線に加えて山陽新幹線に乗り換えできます。
可部線の管内では、発着駅という立場にあります。ただし、可部線の管内から山陽本線への直通運転も実施されており、5区間先にある大町駅はアストラムラインへの中継地点として使われてきました。横川駅は国道183号線や県道84号線・277号線に近い駅。路線バスについては、JRバスグループや広島バスなどのサービスを利用できます。
横川駅の利用率は、数十年前からじりじりと微増を続けているところです。1日ごとの乗客数は、今世紀に入ったころはやや微減していたことが判明。しかし2003年に1万5,000人を超え、その2年後に1万6,000人を超えるなど急速に回復に転じました。2010年代は1万7,000人を超える年が多いです。
横川駅がある場所で介護施設をお探しになるなら、駅から1kmくらいは遠ざかっていただいたほうが正解でしょう。まずは駅から4~5kmくらいの範囲を、可能であれば10kmくらいの広い範囲を探しましょう。施設の種類については、グループホームの多さが目立ちます。そのほかサービス付高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームが中心的です。