韓国旅行への玄関口も果たす新下関駅!ディスカウントストアも数多く立地

下関市は本州の最西端に位置する市で、海を隔てて九州の北九州市に隣接し、東側は陸続きで山陽小野田市や長門市と接しています。
本州と九州の接点に位置する地理的な条件により、古くから交通の要衝として栄えました。
2005年には豊浦郡の4町と合併を行い、山口県内で最大の面積を持つ都市となっています。
また、交通面では関門国道トンネルが1958年に開通したことで、九州との距離感が一気に縮まりました。
そして、1970年には下関と韓国の釜山間で「関釜フェリー」が就航し、韓国旅行への玄関口としての機能も果たしています。
市内には山陰の海沿いを通る国道191号線や、2015年に開通した下関北バイパスなどが通り、車による市内外への移動がしやすいです。
産業面では市域の北側は平地を利用した田畑が広がり、都市近郊型農業が営まれています。
一方、海岸線では下関港を中心として沿岸漁業や浅海養殖用などが営まれ、生鮮食料品の供給源としての役割を果たしています。
新下関駅は1975年の山陽新幹線の開通に伴い開業された駅で、新幹線の駅と在来線であるJR山陽本線の駅とで構成。
方角で見ると山陽新幹線は市域の南北、山陽本線は東西を通っており、両線はちょうど新下関駅で交差しているという形態です。
市内および長府市や山陰方面に向かう場合は山陽本線、九州や広島・大阪方面に向かう場合は新幹線を利用でき、県内外のどこに行くにも新下関駅は便利です。
ただし、市の市街地は山陽本線の駅である下関駅周辺に形成され、新下関駅はあくまで「新幹線を利用するための駅」という性格が強いと言えます。
とはいえ、新下関駅周辺にも商業施設は集まっており、「スーパーセンタートライアル新下関店」などのディスカウントストアをはじめ、飲食店が数多く立地。繁華街が作られています。
駅周辺は雑居ビルが多いですが、少し離れると閑静な住宅街が広がる地域です。
中国縦貫自動車道や県道259号線、同34号線などが通っているので車であれば、移動も買いものもしやすいでしょう。