周辺で見つかる介護施設の過半数は、料金が安めです
今でも通学者が毎日大量に乗り降りしていますが、駅の周辺は一般的な住宅地が多いため、周囲の住民が通勤のために乗り降りする姿もよく見かけます。その一方で、まだ緑地が多く残っているエリアでもあります。
現在、国見駅の周囲に乗り入れているバスの路線はありません。バスの停留所は数分歩いたところに2ヶ所設けられています。バスの運行は市営のコミュニティバスの手で行われています。
国見駅は、JRの仙山線の管内にある駅です。いちばん近い乗り換え場所は、3区間離れた北仙台駅です。この駅では仙台市営地下鉄の南北線と接続しているため、ここを経由して市内各地に向かう乗客は多いです。
さらに2区間先に行くと、仙台駅が見えてきます。仙台駅ではJRの新幹線と在来線があわせて5本以上乗り入れており、市内外や県内はもちろんのこと、東北一帯や関東地方を目指したいときに大いに役立ちます。
あいにくと、これらを除くと乗り換え先は終点近くまでいかないと手に入りません。山形駅・北山形駅・羽前千歳駅はいずれも奥羽本線に接続しているという共通点があります。そのほか北山形駅と山形駅は左沢線にも接続しています。
国見駅の利用率は、通学目的の利用者が急増した1990年代から2000年代初期にかけてがピークでした。当時は毎年のように1日あたりの乗客数が4000人以上を記録していました。しかし2007年以降は4000人をずっと割り込んでおり、徐々に低下のスピードが勢いを増しています。
国見駅の周囲は、まだ介護施設が豊富にそろっている土地ではありません。しかし駅から数キロはなれた範囲を中心的に探すなら、目にとまる施設数は多くなります。できれば5~6キロ離れたエリアもしっかりと探すようにしたほうが正解でしょう。
見つかる施設のタイプについては、グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームとバラバラですが、共通してるのは料金システムが全体的に安上がりなこと。例外は多少ありますが、入居一時金を徴収しない施設がかなり目立ちます。月額使用料に関しても、20万円以内というケースが多くてリーズナブルです。