大崎平野の中でも有数の田園地帯を持つ町です

宮城県の中央部分から、やや北東寄りに位置する美里町。
東西から石巻市と大崎市に挟まれているほか、東松島市や同じ遠田郡に属する涌谷町、宮城郡に属する松島町と隣接しています。
2006年に、旧小牛田町と旧南郷町が合併して発足しました。
全体的に土地の起伏が少ない町です。
また鳴瀬川や江合川などに流域が多く豊かな水を活かせるため、水田地帯が多い自治体です。
現在でも稲作農家がたくさん残っているほか、最近はトマトのような他の作物を育てる農家が目立つようになりました。
涌谷町との境界線近くに足を運んでいただくと、花野果市場が見えてきます。
ここは収穫物を各方面に輸送するためにつくられた施設でしたが、昨今は地域の名所として定着しています。
とれたての農産物のほか、漬物やお惣菜のような加工食品、さらに切り花や鉢植えなど多様な品々を取り扱っている点が特長。
また、郷土料理を味わっていただける飲食店を併設しています。
美里町では、春夏秋冬どの季節でも多彩な祭事が開催されています。
その中で近年、知名度がとても上がっているのが毎年6月に開かれる活き活き田園フェスティバルでしょう。
この催事の目的は、農村文化や自然環境の大切さを再認識することで、多様な食品・商品が出展されます。
そして、お気軽に参加していただけるように趣向を凝らした企画がどんどん催される点が見ものです。
すでに30回近く開催されており、周辺の住民の間で欠かせない行事として根を下ろしている様子がうかがえます。
現在の美里町で列車にお乗りになりたくなったときは、JRの東北本線・陸羽東線・石巻線の中から行き先をお選びいただけます。
路線バスに関しては、町営のコミュニティバスのご利用が可能です。
幹線道路については国道108号線・346号線などが、使用者が多い上にお乗り入れしやすい車道でしょう。
美里町の人口は、昭和後期に増加していました。
今から30年ほど前にピークに達し、その後は折り返す形で微減途上にあります。
2023年の時点で、2万3,483人というデータが残されています。
高齢化率に関しては同年に、36.7%を記録しました。
美里町で今から介護施設へのご入居をお求めの場合は、グループホームがいちばん見つかりやすい状態でしょう。
認知症の兆しがある場合は、医師の診察などを早期に終わらせておくに越したことはありません。
そのほか、介護老人保健施設や特別養護老人ホームのような施設へのご入居も可能でしょう。