広瀬川や斉勝川のほとりで、楽しく過ごしましょう
国道457号線や県道135号線などの幹線道路が駅の周囲を走っており、ドライブ事情はかなり良好です。これらの道路事情を背景に、バスやタクシーの乗り入れが駅前では盛んに行われています。
現在、駅前の停留所に乗り入れるバスに民間の事業者が手がける種類は入っていません。しかし市営のコミュニティバスによる路線の運行が充実しています。2011年には陸前落合駅前を運行範囲に新規追加した路線が一気に増えており、ますます便利になりました。
陸前落合駅は、JRの仙山線に属する駅です。仙山線には現在、快速列車がA・B・Cと区分されていますが、陸前落合駅は通勤・通学客が多いことからその3種類すべてが停車します。乗り換え先は近い範囲にはないため、発着駅である仙台駅や終着駅である山形駅の近くまで待つ必要があります。
仙山線には、仙台市営地下鉄の南北線への乗り継ぎができる駅が2つ(仙台駅と、その2区間手前にある北仙台駅)あり、奥羽本線に乗り換え可能な駅が3つ(山形駅と、その手前に連続する北山形駅と羽前千歳駅)があります。
陸前落合駅の昨今の利用率は、ときとして微減する年があるものの、総合的には上り調子にあるといえます。1日平均の乗客数は、2005年に3000人を超過しました。その後わずか2年で3500人台に到達しており、4000人を突破するのは時間の問題だろうという意見が有力になっています。
陸前落合駅の近隣は、まだ人口増加が続いており絶えず建物の建造などが行われています。ただし、介護施設についてはまだおくれをとっている傾向があります。その点は、少しずつ改善していく必要があるでしょう。
もちろん、介護事業界が何もしていないわけではありません。駅から近いエリアで探すことは簡単ではありませんが、4~5キロ離れたところまで足を延ばせるなら、コストパフォーマンスがよい施設が増えるはずです。
サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどが比較的多めですが、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームもそこそこ存在します。施設の理念や入居条件などにはばらつきがあるため、興味を引かれたところにはできれば1軒1軒足を運んで確かめるほうがよいでしょう。