サ高住が増加の一途。特に駅近物件に注目!
信濃川や阿賀野川といった水量の豊かな大河に挟まれており、えんえんと広がる湿地帯を開墾する形で発展してきた、新潟市江南区。
大昔をしのぶよすがは、現在も区内にたくさん残っている水田地帯に見出すことができます。
いうまでもなく新潟県内を代表する米どころの一部であり、高品質の白米を手に入れやすいことは間違いありません。
果樹の栽培なども行われているほか、淡水専門の漁業も発達しており、新鮮で味わい深い食材をふんだんに生かした献立を供する介護施設が少なくありません。
地区によってはベッドタウンの開発が数十年前から繰り返されており、これらの場所を活用すれば生活必需品などの入手は比較的スムーズに行えます。
都市計画が多様な観点から進められていることは、交通システムに目を移してもすぐにはっきりと感じ取れます。
現在、区内の鉄道は信越本線のみですが、既存の亀田駅の大改築や新しい駅の開業などを要望する意見が根強く出ており、将来的な工事の開始が期待されています。
新潟交通と新潟交通観光バスが管理する路線はとても多く、区民にとって鉄道や自家用車に代わる大切な移動方法として受け入れられています。
コミュニティバスの種類も豊富なため、特に高齢者の間では日常にちょっとした移動の助けとして歓迎する声が絶えません。
江南区の人口は、2007年の区の誕生以来ほとんど変化していません。
区内の高齢化率は2023年の調査では30.0%。
これは市全体の結果と完全に一致しています。
とはいえ今後しばらくの間、高齢化率の上がり方はかなり急だろうという意見が出ています。
2040年には35%を超える予想です。
区内の要介護認定者数は3,700人を超えました。
これらの事実を総合すると、当分の間は専門的なケアサービスを必要とする高齢者への配慮を優先する必要がありそうです。
区民の間で人気が高い介護施設といえば、おそらくは特別養護老人ホームでしょう。
数があふれているとはいえないものの、区の規模のわりには数は多いといえるかもしれません。
またグループホームの数も最近は増え気味です。
認知症の診療を受けているなら、渡りに船でしょう。
民間の施設についてはまだ戸数が限られていますが、今注目を集めているのはサービス付き高齢者向け住宅です。
施設間の格差はあるものの、かなり安い予算でも間に合うケースや駅の近くにあるケースが連続して報告されています。