佐渡おけさのような独特の祭事が見ものです

新潟県の北西部に位置する、佐渡市。
日本海に浮かぶ佐渡島全域を市域としています。
島は現在も、半分以上の土地が山林地帯です。
市街地は島内中心部に広がる国中平野に主に造成されてきました。
この平野部は土壌や水源に恵まれているため、昔から水田がたくさんつくられています。
コシヒカリのようなブランド米の生産で大成功を収めてきました。
佐渡市の歴史は非常に長いです。
早くから人が住み着いており、また本土とのやり取りも途切れることなく行われてきました。
江戸時代に入ると、佐渡金山からの金の採掘がさかんになりました。
日本全体の経済や貿易に大きな貢献を果たしたことは間違いありません。
海に囲まれている島のため、沿岸地域では漁業がさかんです。
牡蠣の養殖で莫大な収益を上げている地区があります。
また海水浴場がたくさんあるため、夏場は観光客が全国からやってきます。
日本の水浴場88選に選出されたところもあるほどです。
それから、日本の灯台50選や世界灯台100選に選出された姫崎灯台も、佐渡市の代表的な名所に入るでしょう。
佐渡市は、古くから交易などが続けられてきたため、旧跡もたくさん残されています。
羽茂城址や佐渡奉行所跡などがよい例でしょう。
古い街並みを見物していただける地区もあります。
宿根木一帯は、国から重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けています。
この場所でご覧いただけるのは、江戸時代末期から明治前期の港町の様子です。
佐渡市では、住民の移動は基本的に自家用車やタクシー、バスなどです。
路線バスに関しては、新潟交通グループの手で運行されています。
幹線道路については、国道350号線や県道31号線・45号線・65合繊あたりがよく使われています。
本土とは島をつなぐ主な移動手段は船舶。
佐渡汽船が運航する航路をご利用可能です。
佐渡市の人口は、半世紀ほど前から減少傾向が続いています。
2023年には人口5万651人、高齢者数2万1,360人となりました。
同年の高齢化率は42.2%を記録しました。
佐渡市内でこれから介護施設をお求めになるなら、グループホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームなどが見つかりやすいでしょう。
大病院などと提携している施設ばかりです。
なお専門医へのご相談が必要なときは、市立両津病院・市立相川病院やJA新潟厚生連の傘下にある病院がおすすめです。
また、医療法人おけさ会に属する佐和田病院も多くの科目に対応しています。