工業化が進んだ町。しかし観光農園や公園が多いです

新潟県の北東部近くに位置する、聖籠町。
西半分は新潟市に囲まれており、その一方で東半分は新発田市に囲まれています。
北側は日本海に面した海岸線となっています。
平坦な土地が多いため早くから人の出入りが絶えない土地でした。
農地の開拓も古くから進められてきた歴史があります。
聖籠町では現在も、果樹栽培がさかんに続けられています。
サクランボやブドウなどの収穫高が特に多いです。
最近は観光農園が全国的に流行していますが、聖籠町もその例外ではありません。
夏から秋にかけて、豊かに実った果物の摘み取りを体験できる場所は町内各地に見つかります。
20世紀に入ると聖籠町では、沿岸部に新潟東港が建造されたことをきっかけに急速に工業化が推進されました。
現在は火力発電所などから上がる収入が順調なため、小規模な自治体でありながら財政に余裕がある町として知れ渡っています。
この点は、ご高齢の方を対象とした福祉事業にも、好ましい影響をもたらしています。
聖籠町でお散歩に適した場所といえば、弁天潟風致公園や位守山史跡公園、はまなす公園などが有名でしょう。
弁天潟風致公園は、桜やアジサイなどが美しく咲き乱れる様子をご覧いただける場所です。
また、白鳥が飛来する様子をお楽しみいただける点も、注目に値する事実です。
位守山史跡公園は工業地帯の中に位置する公園。
しかし、その事実を完全に忘れさせてくれるほど緑が豊富です。
はまなす公園も、発電所内に設けられた公園でありながらとてものどかな雰囲気が印象的です。
聖籠町で鉄道のご利用が必要となったときは、新発田市内にある佐々木駅まで出向いていただくとよいでしょう。
JRの白新線のサービスをご利用できます。
路線バスについては、新潟交通グループと町営のコミュニティバスのサービスをご利用可能です。
幹線道路に関しては、日本海東北自動車道や国道7号線が便利。
それぞれ、町内でお乗り入れできます。
聖籠町は工業などで成功している上に、新潟市や新発田市に通勤しやすいという利点がある町。
このため人口は数十年前から増加中です。
2023年には人口1万4,129人、高齢者数3,631人でした。
同年の高齢化率は25.7%という結果になりました。
これは全国平均値よりやや低いです。
聖籠町で介護施設へのご入居をお望みでしたら、介護付き有料老人ホームが現在少しずつ数を増やしているところです。
また、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・グループホームなどへのご入居も可能でしょう。