新潟市東区は交通要衝。高齢者住宅は医療や食事に拘りが見られる

新潟市東区は新潟市の行政区で、市の交通要衝。
町の北方に日本海が広がり、新日本海フェリーも発着する新潟港があります。
区内にはJR東日本の信越本線等が走り、北東の海に面したエリアには新潟空港が。
陸海空のアクセスの揃った利便性の高い場所となっています。
町の中心には通船川が東西に流れ、川沿いにホームセンターや大形電気店などが並ぶエリアも。
大きな百貨店が並ぶ商業集積地はありませんが、ドラッグストアなどの生活に必要なものは一通り揃った町。
公園も多く、じゅんさい池公園や山の下海浜公園などがあります。
交通アクセスの発達した町で、JR東日本の信越本線が越後石川駅に、白新線が東新潟駅と大形駅に停車。
バスは新潟交通と新潟交通観光バスが全路線を運行中。
路線は豊富で、東区だけでなく市役所やがんセンターなど新潟市全域を結んでおり、市内なら全てのバスにバスカードが使えるので便利です。
くわえて、東区が独自に設けたコミュニティバス「区バス」も県庁や新潟空港などを巡回。
区の南側には日本海東北自動車道が通り、車で空港まで行けるよう「新潟空港IC」も用意されています。
区の西側には信濃川、東には阿賀野川が流れ、他区との堺になっています。
人口は新潟市の中では中央区、西区に次いで多く、新潟市の総人口の約17%の人が東区で生活中。
新潟市は全体的に人口の減少を見せており、東区も例外ではないのですが、2023年の調査結果では、新潟市の高齢化率は30.2%、東区は29.7%でした。
東区がやや低めですが、30%の大台に近い数値なのは変わりませんので、東区は新潟市と共に高齢者の孤独死対策などを行い、歳をとっても安心して暮らせるよう配慮しています。
区は対策の一環として「あんしん連絡システム」という安否確認システムを構築し、一人暮らしの高齢者に通報装置を貸与。
24時間体制の受診センターを設けていますので、緊急時にはいつでも連絡ができるのが魅力。
さらに、週に一回電話での安否確認と共にさまざまな相談にも応じています。
区内には介護系の施設も点在。
中には食事にこだわった高齢者住宅もあり、バランスの良い食事が毎日食べられ、刺身なども出ると好評です。
また、医療連携や看護に力を入れている施設なら、カテーテルやインスリン注射などの高度な医療サポートも可能で、病気の方でも安心。
そして、基本的に東区の高齢者住宅は料金が高額でないのも魅力。
是非、一度見学に行ってみていただきたいです。