高齢者住宅などが安い料金体系で待ち受けています

ふたつの駅が並ぶように広がっていることもあり、駅周辺はかなり静かで人の気配などとは無縁な光景が広がっています。駅の周りを歩き回っても目に入るのは平坦な住宅街がほとんどです。駅前にはある程度の商業店舗がかたまるように出店していますが、それらを除くと一般的な住宅以外の建造物はかなりまばらにしか見当たりません。
独自のリズムをつくりながら生活を送りたいタイプには、理想的な居住空間といえるでしょう。東新潟駅は県道290号線に近いエリアです。バスへの乗り降りを行える場所は近くにありませんが、タクシーなどの利用は平均して問題ありません。
東新潟駅は、JRの白新線に所属しています。上沼垂信号場と新潟貨物ターミナル駅を挟むものの、事実上の隣駅は新潟駅と大形駅です。新潟駅は白新線の発着駅であり、快速列車の発着場所でもあります。乗り換え場所は当然のことですが豊富です。
信越本線・越後線・磐越西線という3種類の在来線への乗り換えができます。特に信越本線と越後線に関しては、直通運転が行われていますから乗り換えの手間を省くことも可能です。そして、上越新幹線に乗れることは、新潟駅のかけがえのないメリットでしょう。
新潟駅を除くと、乗り換えができる駅は終着駅である新発田駅となります。新発田駅は羽越本線に接続していますが、村上駅方面についてなら直通運転が行われているため便利です。
東新潟駅は、時間帯によって職員がいなくなることがありますが、駅の利用率については安定しています。1日ごとの乗客数を算出すると、今世紀に入ってからはずっと1,900~2,000人の間で上下しています。しかし2013年は例外で、2,000人をわずかながら上回っており、記念すべき年になりました。
東新潟駅の周辺は、それなりに介護施設の建設が続けられてきた土地です。とはいっても駅のすぐ近くに施設があるわけではありません。その事実は残念ですが、駅から5キロくらいの範囲を設定して探すようにすれば、それほど苦労はしないでしょう。
いちばん多く見つかるタイプはおそらく高齢者住宅でしょう。料金システムにかけてはリーズナブルだという意見で埋め尽くされており、入居一時金がいっさいかからない施設がたくさんあるほどです。