情報技術の開発の街。しかしにぎやかな商店街がすぐそこに
それ以降YRP野比駅は、技術者などが通勤に使う駅というイメージが定着しています。もっとも、企業関係の建物しかないわけではありません。駅のそばには「YRP野比駅前商店街」が延びており、50種類以上の商業店が日々の営業に尽力しています。季節ごとのイベントも活発に展開されているため、買い物以外の楽しみを目当てに利用する住民が多いことも、特徴のひとつでしょう。
このほかYRP野比駅は、国立病院機構久里浜医療センターの最寄り駅です。健康状態に何かトラブルを抱えているときは、頼りになりそうです。YRP野比駅は国道134号線や県道27号線に近い位置に所在する駅です。バスについては、現在は京急バスグループだけが駅前に進出しています。
YRP野比駅は、京急久里浜線に所属しています。この路線は、横須賀市と三浦市だけをカバーしている短い路線で、乗り換え場所は2ヶ所に絞られます。しかしYRP野比駅から見ると、すぐ隣にある京急久里浜駅がその乗り換え場所のひとつですから、便利なほうだと考えてよいでしょう。京急久里浜駅では、JRの横須賀線に乗り継ぎできます。それから、発着駅である堀ノ内駅まで行くと、京急本線へ乗り換えるチャンスが生まれます。
YRP野比駅の利用率は、1990年代に右肩上がりの成長を遂げていました。1日あたりの乗降客数を計算すると、2003年からの5年間は22000人を超えており、このころがピークだったと呼べそうです。しかしその後は減少しており、2012年には久しぶりに20000人を割りました。
YRP野比駅の周囲で介護施設を探すときは、駅から2キロ以内が目印となりそうです。早い話、あまり駅から遠ざからなくてよいわけです。とはいえ施設数が多いというわけではありませんから、条件の良い施設を見落とす失敗は避けなくてはいけません。
施設の種類で分けるなら、介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの活躍ぶりが目立ちます(グループホームなどを見つけることも難しくはないですが)。入居費用は高めですが変動制を採用していることが多いため、支払方法はよく検討する必要があります。