停留場から至近距離の場所で、施設に入居できる可能性
幌南小学校前停留場は、2011年の勤労感謝の日に「開業から80年目」という節目の日を迎えています。創設されてからしばらくの間は、「二高前」という名前を使用していました。第二次大戦が終了して間もなく、新制中学校として「柏中学校」が開校したためその翌年に「柏中学前」という名称を変更しています。その後一時的に「山鼻20条」という名前を用いていました(現在の所在地は「南21条」)が、今から40年以上前に現在の名前になっています。幌南小学校前停留場は、札幌市が運営する小・中学校を挟んで豊平川と向かい合うように立地しています。川を渡って東岸に行くには、南22条大橋を使うのが便利でしょう。川や河川敷を除外すると、この停留場を取り囲んでいるのは市街地になります。東側にしばらく直進すると、市民の憩いの場所として定着している藻岩山にぶつかります。幌南小学校前停留場は、札幌市電の山鼻線の管内にある停留場です。3区間先に中央図書館前停留場がありますが、ここを介して山鼻西線に乗り入れできます。反対方面に進むなら、2区間先に静修学園前停留場、5区間先に山鼻9条停留場があります。これらの停留場は、札幌市営地下鉄の南北線に乗り換え時に使われている通過駅です。山鼻9条停留場からさらに2区間先へ行くと、すすきの停留場に到着します。この停留場では南北線のほか、東豊線への乗り換えが成立します。幌南小学校前停留場の近辺は、かなり住宅などが密集している地域です。しかし介護事業界は以前からこの地区への進出を計画してきたようです。早い話、停留場から至近距離の場所をうまくおさえて開業している事業者が複数存在するのです。まずは、このような施設を重点的にチェックするのもいいでしょう。もっとも徒歩10分以内で停留場との間を往復できるようなケースは少ないですから、調べ終わったあとはもお少し遠くにある施設にも関心を持ったほうが正解でしょう。施設の種類については、第一に高齢者住宅や住宅型有料老人ホームに関心を向けることがおすすめです。しかし、これらの施設が特にたくさんあるという意味ではありません。サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・グループホームといった形態の施設もそれなりに探し当てることは可能ですし、軒数も多く出てくる可能性があるでしょう。ちなみに料金体系については特にはっきりとした共通点はなく、1軒ずつ欠かさずチェックすることが大事です。
































