映画やTVドラマなどの舞台となってきたスキー場で有名です

北海道の南西部に位置する、ニセコ町。
同じ虻田郡に属する、倶知安町・豊浦町・真狩村と隣接しています。
磯谷郡の蘭越町とも隣接しています。
町域のほとんどが山間部で、中央部分からやや北にかけて点在する平地に、集落などが昔からつくられてきました。
地理的な条件や気候などの影響で、町の経済はほぼ農業とサービス業に依存しています。
今世紀に入って間もなく開始された、まちづくりの基本条例で脚光を浴びたことはまだ記憶に新しいところです。
山が多いニセコ町は、国定公園の指定を早くから受けてきました。
ニセコアンヌプリの周辺はニセコ積丹小樽海岸国定公園に制定されています。
羊蹄山とその山麓については、支笏洞爺国立公園に区分されています。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園に関しては、約1,000メートルの高さを持つ山が並んでおり、湿原などもたくさん見つかるのが特徴。
登山やキャンプ目的で利用されているほか、冬場はスキーなどのスポーツを楽しむ目的で大人気です。
支笏洞爺国立公園については貴重な動植物を観察できる点が注目されてきました。
現在は、数種類の登山ルートが敷かれています。
ニセコ町には温泉郷がたくさんあります。
国民保養温泉地の指定を受けている、ニセコ五色温泉・ニセコ昆布温泉は非常に有名です。
そのほか、ニセコアンヌプリ温泉・ニセコ東山温泉・ニセコ駅前温泉などをご利用になれます。
現在はこれらの温泉郷をまとめてご利用いただけるニセコ湯めぐりパスが発行されています。
ニセコ町で鉄道のご利用を希望される場合、JRのニセコ駅に足を伸ばしていただくとよいでしょう。
函館本線の列車にご乗車できます。
路線バスについては、北海道中央バスグループのサービスが数種類ご利用可能です。
また道南バスの路線もご利用できます。
幹線道路に関しては、国道5号線は北海道道32号線・58号線・230号線・792号線などが有名です。
ニセコ町の人口は、1970年代に減少していたものの、その後横ばいに転じました。
今世紀に入るとだんだんと回復しており、2023年の時点で5,088人という調査結果が出ています。
高齢化率については同年に、25.5%というデータが発表されました。
現在のニセコ町で介護施設へのご入居をお求めになる場合は、グループホーム・特別養護老人ホームのような種類にご入居できる機会が多いでしょう。
タクシーやバスなどをご利用の上で、1軒ずつよくご覧になってからお決めになることが大事です。