広大な北海道全体でも1位2位を争う、米どころです

北海道の北西部に位置する、妹背牛町。
東側で深川市と、南側で滝川市と隣接しています。
北側から西側にかけて、同じ雨竜郡に属する秩父別町・北竜町・雨竜町に囲まれています。
西端を流れているのは雨竜川、南端を流れているのは石狩川です。
雨竜平野と石狩平野がつながる地域に位置しており、平坦な土地ばかりが広がっている点が地形上の最大の特徴でしょう。
水源に不自由しないため、早くから水田の開拓が行われてきました。
ななつぼしやきらら397といった全国的に人気が高い品種の産地として、確固たる地位を築いている自治体です。
最近はハーブや花の栽培でも評判が年々上昇しています。
ハーブウォーターやハーブ焼酎などが新たな名産品としてヒット商品になりつつあるところです。
花に関しては100種類を超える種類を全国に出荷しています。
カスミソウやアルストロメリアはその中でも特に有名です。
20年以上前に開業した妹背牛温泉ペペルは、町民の間でずっと愛されてきた入湯施設です。
現在は町外からもかなりの入浴客が集まるようになりました。
関節炎や冷え性をはじめ、数多くの効能があることが確認されています。
妹背牛町の代表的な祭事に、もせうし夏祭りと豊年盆踊り大会があります。
夏祭りの開催時期は、毎年8月初めの週末です。
老若男女の区別なくお楽しみいただける演目がたくさん企画されています。
盆踊り大会が開催されるのは盆休みの時期の前後。
特設会場に訪れていただくと仮装した参加者が踊る様子をご見物いただけます。
妹背牛町で列車にお乗りになりたいときは、JRの妹背牛駅があり、函館本線をご利用できます。
路線バスについては、北海道中央バスグループのサービスをご利用可能。
深川市内にある総合病院をはじめ、便利な施設に直行していただけます。
このほか、町営のコミュニティバスにもご乗車可能です。
幹線道路に関しては、北海道道94号線・282号線などにお乗り入れできます。
妹背牛町の人口は、昭和後期に入ると減少傾向を見せるようになりました。
2023年の時点で、2,691人という集計結果が発表されています。
高齢化率に関しては同年に、49.0%を記録しました。