帯広都市圏と釧路都市圏の間に位置する、自然豊かな都市

北海道の南東部に位置する、十勝郡。
現在は、浦幌町だけで構成されています。
約60年前までは旧大津村も所属していましたが、この村は分割する形で周囲の自治体と合併して消滅しました。
2010年に十勝支庁が廃止されため、現在は十勝総合振興局の管轄下にあります。
この十勝総合振興局の中では東端にあり、釧路総合振興局に属する釧路市などと隣接しています。
十勝郡は半分以上の土地が高地にあり、森林地帯が今も昔と変わらず豊富に残されているのが特徴的。
市街地や農地などは、太平洋沿岸地帯をはじめ南西端の低地を中心につくられてきました。
十勝郡では昔から、農業・林業・漁業といった第一次産業が基幹産業です。
平地が少ないため田園風景は見られませんが、畑地や酪農地がたくさん見つかります。
現在な牛肉の生産で有名です。
漁業ではサケ・タコ・シシャモなどがさかんに水揚げされています。
十勝郡は古くから人々が活動してきた地域で、旧跡は少なくありません。
北海道が史跡として指定したところに、浦幌新吉野台細石器遺跡・十勝太遺跡群・十勝オコッペ遺跡があります。
十勝郡では留真温泉が湧き出しています。
2011年に、日帰りでご入浴いただける施設がリフォームされて、一気に便利になりました。
サウナや露天風呂などの施設をご利用できますし、宿泊も可能です。
十勝郡から遠方の地へのお出かけをご希望の場合は、空路をお使いいただくとよいでしょう。
郡内に空港があるわけではありませんが、帯広空港と釧路空港どちらにもアクセスできる点が強みです。
また、JRの根室本線の列車にご乗車していただくことも可能です。
郡内の近場にお出かけのときは、予約制の乗り合いタクシーを活用していただくことをおすすめします。
幹線道路については、道東自動車道に楽にお乗り入れできるインターチェンジが1ヶ所設置されています。
そのほか、国道38号線・274号線・336号線・392号線などが利用者が多くて使いやすい車道でしょう。
十勝郡にてこれから介護施設へのご入居をお求めの場合は、グループホームや特別養護老人ホームへご入居できる機会があるでしょう。
見学や体験入居のサービスをできるだけご利用の上で、慎重にご入居先をお決めいただくことが大事です。
費用面では安価で経済的負担が少なくて済む施設から、高額でホテルのような暮らし向きが実現する施設までさまざまです。
ちなみにお安い施設の場合、月額使用料が数万円程度で済む可能性があります。