入居金・月額利用料ともに低額の老人ホームが続出!
札幌市の北東部の一角を占める、東区。
面積だけに注目するとたいしたことはありませんが、市内では2番目に相当する人口を抱えており、市内ではかなりの存在感を常に示しているエリアです。
区内の景色も、住宅地・商業地区・工業用地・農地etc…と多岐にわたります。
江戸時代から松前藩の領地として数々の出来事の舞台となってきたため、本龍寺のような歴史的建造物が各地に保存されていることもおおいに評価できます。
区内には鉄道は乏しく、札幌市営地下鉄の東豊線があるのみですが、札幌自動車道のインターチェンジが3ヵ所つくられており、住民の日々の往来を活性化させる役割を果たしています。
市営バスが管轄する路線がかつて大量に存在しましたが、徐々に民間のバス会社に受け渡されており、現在は北海道中央バスが営業所を2ヵ所開設して運行の拡大化に向けて日々奮闘しています。
そして区内に進出しているタクシー会社の多さは飛び抜けています。
高齢者にとっては、自宅前まで呼び出すことが可能で非常にありがたいサービスでしょう。
東区の人口は、1970年代まではとにかく急激の時代でした。
1980年代、90年代と時代の経過にともなってだんだんとそのペースは落ちていきましたが、2000年をすぎると人口はほとんど上下しなくなりました。
2020年代に入ると人口の低下が一気に激化するという予想も飛び出しています。
それでもまだ東区には、人口増加がストップしていることの弊害はあまり出ていません。
ここ数年の高齢化率は札幌市の平均値と比べたときに1ポイント程度低めです(2023年の段階では、26.8%という記録があります)。
将来的な福祉水準の維持や上昇に向けて、区内にはこれらのポイントのほか多数の好材料がまだ残っています。
「じっくりと対策に取り組んでいこう」というスローガンが近年さかんに掲げられていることには期待が持てそうです。
東区に限ったことではありませんが、現在このエリアの内外で一部の介護施設が急増しています。
もっともただ戸数ばかりが目立っているのではありません。
肝心のサービスについてもしばしば評判となっています。
サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの2種類に関しては入居一時金・月額使用料ともにリーズナブルな金額に設定されている施設が続出しています。
また、特別養護老人ホーム・老人保健施設などもかなり数が多く、申請を出して見る価値はあるでしょう。