季節ごとに咲く花を、心ゆくまでお楽しみください

北海道の北東部に位置する自治体のひとつに、湧別町があります。
紋別市と常呂郡の佐呂間町に東西を挟まれているのが立地上の特徴。
南側で隣接しているのは、同じ紋別郡に属する遠軽町です。
北見市ともごく一部で接しています。
北端はオホーツク海に面した海岸線で、サロマ湖の西岸とも接しています。
南部を中心に、山林地帯が目立つ町です。
町内の中心部を南北に細長く延びる平地があり、沿岸地域に市街地や農地がさかんにつくられてきた、農業と漁業の活躍が目立つ地域です。
農業については、リンゴなどの果樹栽培や酪農が中心的です。
雄大な自然が残されている湧別町では、観光資源が山のように見つかります。
網走国定公園や龍宮台展望公園のような大規模な公園は、たいへん人気があります。
このほか湧別町は、原生花園が多い町としてよく知られています。
鶴沼原生花園に出向いていただくと、真紅のサンゴソウが繁茂する風景をご覧いただけますし、サロベツ原生花園に足を伸ばしていただくと、100種類を超える大量の花々をご覧いただけます。
中でもミズバショウは有名で、5月の暖かい日にお出かけいただくと壮麗な風景にめぐり会えることでしょう。
湧別町は、チューリップを大切に育ててきた町でもあります。
かみゆうべつチューリップ公園では、100万本を超えるチューリップが栽培されてきました。
5月から6月にかけて、ひと月の間しか開園しない施設ですが、期間中は大量の見物客が訪れます。
湧別町にお住まいになるなら、一度はご訪問いただきたい名所です。
湧別町では現在、鉄道が開通していません。
そのため、町民は主に自家用車やタクシー、バスなどを利用した生活に適応しています。
路線バスに関しては、北海道北見バスや北紋バス、町営のコミュニティバスをご利用になることも可能です。
タクシーに関しては、湧別ハイヤー・中湧別ハイヤーのサービスがご利用可能です。
幹線道路については、国道238号線・242号線が便利です。
湧別町の人口は、昭和中期を過ぎると減少傾向が顕著になりました。
2023年度の調査では、8,096人というデータが残されています。
高齢化率に関しては同年に、39.2%という結果になりました。
昨今の湧別町で介護施設をお探しになるなら、グループホーム・特別養護老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどを発見していただける機会があります。
医師の診察が必要なときでも、曽我病院やゆうゆう厚生クリニックなどがあり便利です。