国立大雪山公園への玄関口となる、「大自然と共生する町」

上川盆地と大雪山麓の間に位置する、上川郡東川町。
町の最東端を少し出たところに、大雪山がそびえています。
町の東半分は高山地帯となっており、中でも有名なのは北海道でいちばんの高山と呼ばれる旭岳でしょう。
東川町は、このような雄大な山々を抱えている大雪山国立公園の入り口のような役目をはたしてきました。
夏から秋にかけての行楽シーズンになると、観光客が大勢集まります。
登山以外では、姿見の池や羽衣の滝といった優美な名所が大人気。
そして忘れてはいけないのは、豊かな温泉が湧き出していることでしょう。
旭岳温泉や天人峡温泉は、長い歴史を誇る温泉郷です。
東川町は豊かな自然を活かした町づくりが行われており、「大自然と共生する町」として、少し前から脚光を浴びるようになりました。
東川町は西部を中心に水田が広がっています。
山から流れてくる豊かな水源のおかげで、昔から米どころとして有名でした。
近年は野菜や花の生産でも評価を着々と高めているところです。
東川町は農業のほか、軽工業が昔から盛んな町でした。
瀟洒な木工製品の生産ではとても定評があります。
全国的に人気を集めている、旭川家具も町内に工房を置いているほどです。
東川町は旭川市と距離が近いため、平成に入ってからベッドタウンとして利用されるようになりました。
道外からも移住者が絶え間なく続くほどの人気です。
このため、20年ほど前から人口はゆっくりと回復しています。
2023年の集計では、8,601人でした。
その背景には、宅地開発や子育てをサポートする政策の成功などがあります。
なお高齢化率は、同年の調査で31.6%と発表されています。
現在の東川町に、鉄道の駅はありません。
しかし、町内の中心市街地ではバスやタクシーがとても発達しており、旭川市方面などへのお出かけは快適です。
路線バスについては旭川電気軌道と、町営のコミュニティバスのサービスをご利用できます。
北海道については、294号線や1160号線などがよく使われている模様。
そして隣接する東神楽町には旭川空港があります。
町内の中心市街地からこの空港まで、お車なら15分くらいしかかかりません。
東川町内でこれから介護施設へのご入居をご希望の場合は、グループホームが特に探しやすい状況です。
そのほか、公営の施設なら特別養護老人ホーム・介護老人保健施設、民営の施設なら住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームなどを発見していただけます。