知床の風景や温泉をたっぷりとご満喫ください

北海道の北東端に位置する、羅臼町。
知床半島の東半分を占めており、西半分を占めている斜里郡の斜里町と接している部分はとても多いです。
南端で、標津郡に属する標津町とつながっています。
全体的に平地が少ない点が、地形上の最大の特徴でしょう。
このため集落などは、川や海岸に沿って細長く延びる平地につくられてきました。
沿岸部に暮らす町民が昔から多かったため、羅臼町は漁業と水産業で古くから潤ってきた町です。
現在も魚介類や海藻などの水揚げ量の多さで定評があります。
羅臼町は隣接する斜里町と同様に、知床国立公園に含まれる土地が多いです。
長期休暇のシーズンになると、知床の豊富な観光資源を目指しておおぜいの観光客が集まります。
このほか、斜里町との間に位置する知床峠も、眺望の素晴らしさで人気がある名所のひとつです。
山間部では、羅臼岳や羅臼湖が登山客の間で高い評価を集めてきました。
羅臼町は温泉街が目立つ町でもあります。
羅臼温泉は江戸時代に発見された温泉で、発達した温泉街をご利用いただけます。
瀬石温泉は、海岸で湧き出している点が印象的です。
このため以前から、雑誌やTV番組などで頻繁に取り上げられてきました。
人気TVドラマの撮影場所に選ばれたことがあります。
相泊温泉も沿岸地域に湧き出している温泉です。
現在は、夏場だけお入りいただけます。
このため行楽客が主な顧客層となっています。
羅臼町は現在、鉄道が開通している自治体ではありません。
町民は、車両を用いた移動手段に頼って生活してきました。
路線バスに関しては、阿寒バスのサービスをご利用できます。
タクシーについては、羅臼ハイヤーが地域密着型のサービスを提供しています。
幹線道路については、国道334号線・335号線や北海道道87号線などが便利な車道のためおすすめです。
羅臼町の人口は、昭和後期に横ばいになった時期がありましたが、どちらかといえば減少している時期がこれまで中心でした。
2023年度の集計調査を振り返ると、4,488人という結果が報告されています。
高齢化率については、同年に32.6%を記録しました。
これは全国平均値とあまり変わらない数字です。
羅臼町でこれから介護施設へのご入居をお考えになるなら、グループホームのような種類にめぐり会える可能性があるでしょう。
近接する斜里郡や標津郡に位置する施設にも同時に目を向けて、なるべく多くの施設を検討していただくほうが良いでしょう。