東西へのアクセスが簡単な名古屋駅!駅周辺には大型商業施設が数多く立地

愛知県名古屋市に立地する名古屋駅は、中部地方を代表する駅の一つです。
三重県方面や三河方面など、名古屋駅を拠点として各地に路線や道路が延びており、交通の要衝でもあります。
駅の利用者数は全国第7位であり、駅舎の規模や路線数でみても日本有数の大型駅と言えるでしょう。
愛知県の人からは「名駅」の名で親しまれ、県内・県外のどこに行くにも利用される市民・県民の玄関口として利用されています。
そんな名古屋駅の歴史は古く、明治維新から約20年後の1886年に国鉄の「名護屋停車場」が建設、開業されました。
当時の名護屋停車場は資材輸送線の駅として開業したこともあり、駅の周辺は畑や田園が広がり、現在のような大都市が形成されている場所ではなかったと言います。
しかし、翌1887年には「名古屋駅」へと改称され、市民が利用できる本格的な駅として生まれ変わり、駅周辺も少しずつ街が形成されていきました。
現在の名古屋駅はJR東海の東海道新幹線をはじめとする在来線、さらに私鉄や地下鉄が乗り入れています。
新幹線を含めるとホーム数は17で、東海道新幹線は東京駅、新大阪駅を結んでおり、東西どちらにいくにも便利です。
JRの在来線としては、東海道本線や稲沢線、中央本線、関西本線などが乗り入れ、愛知県内および周辺県に向かう際に利用されています。
JR以外の鉄道会社で名古屋駅に乗り入れているのは、名古屋臨海高速鉄道・あおなみ線、近畿日本鉄道(近鉄名古屋駅)、名古屋鉄道(名鉄名古屋駅)、名古屋市交通局(地下鉄)などです。
近鉄名古屋駅、名鉄名古屋駅はJR名古屋駅と地下道でつながっています。
駅周辺には「ミッドランドスクエア」、「JRセントラルタワーズ」などの大型商業施設が立地し、駅構内から行ける「エスカ」、「ユニモール」などの地下街も多様な店舗が集積。
名古屋駅は電車利用目的ではなく、お買いものを楽しむための場所としても市民に親しまれているのです。