中川区の行政の心臓となるエリア。移動手段も多し
区役所だけではありません、区立図書館・郵便局・保健所などがかたまるエリアにあるため、駅まで出てくればさまざまな要件がまとめて片付くようになっています。急患を対象とした診療所などがあることも有名で、一般のクリニックの診療時間が終わっていても一安心です。
愛知県道29号線がそばを通っているため、遠方への外出をしたいときはまずここを通るという区民が多いです。バスの路線は駅のそばと少し離れたところを合わせて、乗り場が数ヶ所設けられており、区内各地や近接する港区内を動き回る分には困らないようにコースが組まれています。
高畑駅は、直接どこかの路線と接続しているわけではありません。しかし徒歩数分~10分で行ける範囲に、よその路線の駅が数種類ある点はとても魅力的です。名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の荒子駅をはじめ、近畿日本鉄道の名古屋線やJRの関西本線が通る八田駅があるため、少し歩くことをいとわなければ行動範囲はこの上なく拡大することになるでしょう。
ちなみに東山線に関してはこの駅は発着駅という立場にあります。そのため乗り換えに使いやすい駅が並ぶところまで多少時間がかかりますが、名古屋駅から先は市営地下鉄を中心に、各路線と接続している駅のオンパレードとなります。名古屋駅ではJRの東海道新幹線・東海道本線や名古屋鉄道の名古屋本線など名古屋の主要な路線の大半を使えますが、千種駅・藤が丘駅も捨てたものではありません。それぞれ、JRの中央本線・愛知高速交通の東部丘陵線が乗り入れているからです。
高畑駅は鉄道・バス・タクシーなどが全面的に使いやすい駅です。介護施設を探すにあたってもこれらを使いこなす方向で探したほうがよいでしょう。高畑駅から4キロや5キロ離れていたところで、あまりその点が足かせになるとは限らないわけです。
行動に制限がかからないほか、居室や共同のスペースがゆったりとしているケースや庭地や駐車場などが広々としているケースがたくさんあります。施設のタイプなどはかなり細分化が進んでおり、さまざまな需要を抱えるいまどきの高齢者とつりあった介護施設が登場しているエリアなのです。ケアマネージャーなどの話を聞くなどして、予備知識を多少仕入れてから見学に向かうのがベストでしょう。