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【Q&A】老人ホームに慣れるまで家族や本人ができることは?適切な面会の頻度も解説

【Q&A】老人ホームに慣れるまで家族や本人ができることは?適切な面会の頻度も解説

質問
老人ホームに慣れるまでが不安で入居をためらっています

母は、私たち家族に迷惑かけないためにも、老人ホームに入所してもいいと言ってくれています。ただ、母はかなりの人見知りで、人付き合いもあまり上手くありません。老人ホームでの生活に馴染めるのか不安なのですが、アドバイスはありますか?

回答
老人ホームでは、食事や入浴の時間はある程度決まっていますが、それ以外のほとんどの時間は自由に過ごすことができます。そこまで心配する必要はありません
小清水氏の解説を読む
人見知りだったり、部屋にこもりがちだったりすると心配かもしれませんが、スタッフが定期的に声をかけ、体調管理も行ってくれるのでそこまで心配する必要はありません。まずはお母様自身のペースで生活してみて、慣れてきたらレクやイベントにも積極的に参加してみるといいでしょう。まずはデイサービスから始めてみるのも手ですよ。

老人ホームに慣れるまで家族ができること

老人ホームに慣れるまで家族ができること

老人ホームでは共同生活を送るため、長年一人暮らしだったり人とかかわることが苦手だったりする人は、慣れるまで時間がかかることがあります。

しかし、「施設に溶け込めるか不安」という場合も、ほとんどの人はすぐに慣れるので安心してください。

スムーズに老人ホームに慣れるためにも、家族や本人ができることを解説していきます。

入居後3ヵ月間は頻繁に面会に行く

入居したばかりの頃は、本人が安心できるように家族が頻繁に施設を訪問して面会しましょう。

1週間に1回以上のペースなら、家族にも負担が掛からないのでおすすめです。

面会の際には、老人ホームでの生活で不安なことはないか、困っていることはないかなどを確認してあげることが大切です。

3ヵ月以降は自分のペースで訪問する

多くの方は入居3ヵ月くらいで施設での生活に慣れてきます。

あとは本人が施設での生活に集中するためにも、家族の無理のないペースで面会に行きましょう。

あまりに頻繁だと本人もかえって寂しく感じるかもしれませんし、間が空きすぎるのも問題です。

どれくらいのペースで面会してほしいか、入居者本人にも聞きながら予定を調整してみてください。

要望があれば家族が施設に伝える

入居者本人から施設のスタッフやサービスに要望があったときは、家族が本人の代わりに施設に伝えてあげましょう。

ただし、施設に入居しているのはあくまで本人です。

一方的に不満や苦情といったかたちで伝えるのではなく、あくまで相談やお願いとして伝えるようにしてください。

とくに入居直後は、新しい環境で気持ちも敏感になっているため、些細なことが気になる場合も少なくありません。

家族としてサポートできないかも考えながら、施設側には本人の情報を客観的に伝えて、より良い対応をしてもらえないか相談してみましょう。

運営懇親会に参加する

運営懇談会とは、自治体による老人ホームの運営ルールにしたがって開催される会合です。

施設の職員や入居者、その家族の代表が参加して、老人ホームの運営について会議をします。

会合では入居者やサービス提供の状況をはじめ、施設の収支状況の報告があった後、出席者との意見交換を行います。

施設の運営について要望や意見を直接伝えられる機会なので、積極的に参加するようにしましょう。

人見知りの方はまずは通いから始める

老人ホームでの生活に慣れるまでの生活が不安な方は、まずはショートステイやデイサービスなどの通いのサービスを利用するのもおすすめです。

施設によって対応していないケースもありますが、ショートステイやデイサービスで利用できれば、入所後のイメージがしやすくなります。

通いのサービスを利用するなかで入居者やスタッフと仲良くなり、本人のほうから「この施設に入居したい」という要望が出るかもしれません。

ショートステイ可・デイサービス併設の施設を探す

気難しい性格でも入居を断られることはない

前提として、気難しい性格を理由に老人ホームへの入居を断られることはありません。

どのような性格の方でも施設では平等に対応します。

ただし、ほかの入居者に対して暴力や暴言などで危害を加える可能性が著しく高い場合は、スムーズに入居できないかもしれません。

認知症の症状で暴言や暴力などの症状が表れてしまう場合は、事前に施設に相談しましょう。

老人ホームに慣れるまでに入居者本人ができること

利用者と仲良くなれるレクや催しものが多いイメージイラスト。

老人ホームでは、食事や入浴の時間はある程度決まっていますが、それ以外のほとんどの時間は自由に過ごすことができます。

家族からすると、人見知りだったり、部屋にこもりがちだったりすると心配かもしれませんが、スタッフが定期的に声をかけ、体調管理も行ってくれるので安心です。

老人ホームに早く慣れるために、以下で本人ができることを解説します。

自分のペースで生活する

誰だって最初は慣れない環境に戸惑うもの。はじめから無理をして溶け込もうとする必要はなく、自室で楽しめる趣味があるのなら、自分のペースがつかめるまで自室中心の生活を送るのも決して悪いことではありません。

施設によってはほかの入所者の方と食事の時間をずらしたり、自室での食事を認めてくれるので事前に確認してみましょう。

もちろん、引きこもり過ぎはよくないので適度な外出も必要ですが、共同生活とはいえ、一人の時間を大切にすることも大切です。

老人ホームに入所することをネガティブに考えすぎず、むしろ自分のペースで好きなことに没頭できると考えてみてはいかがでしょうか。

ほかの入居者とも仲良くなれるレクやイベントに参加する

多くの老人ホームでレクリエーションやイベントが実施されており、その内容は入居者が楽しめる内容になっています。

なお、レクリエーションはただ単に楽しむだけのものではなく、脳の活性化や身体機能の向上にも効果的です。

レクリエーションやイベントでは、ほかの入居者とコミュニケーションをとるきっかけにもなるため、積極的に参加しましょう。

イベントやレクリエーションは自由参加

施設が開催するイベントやレクリエーションの参加は自由です。

必ず参加する必要はないため、もし体調が悪かったり参加したくない気分のときは居室で休んでいてもかまいません。

無理のない範囲で楽しみましょう。

なにかあればいつでも職員に相談する

もし生活するうえで困っていることが起きたときには、施設の職員に何でも相談しましょう。

入所したばかりの頃は不安がつきものです。

一人で抱え込まずにスタッフに相談することで、お互いの信頼関係構築にもつながります。

老人ホームはどんなところか

自分のペースで生活をするイメージイラスト。

老人ホームに慣れるまでに家族ができることを解説してきましたが、続いて老人ホームはどんなところなのか解説していきます。

老人ホームは何をするところなのか

老人ホームは施設の種類によって利用する目的が異なります。

介護を目的とするのか、老後を有意義に過ごすかによって選ぶ施設も変わってきます。

例えば、介護付き有料老人ホームは24時間の介護体制が整っているため、介護をメインに受けたい方におすすめです。

介護サービスを外部に依頼する住宅型有料老人ホームであれば、イベントやレクリエーションが多く入居者同士の交流が盛んなので、老後を有意義に過ごしたい方におすすめです。

老人ホームの一日

一般的な老人ホームでは7時に起床し、その後に身だしなみを整えて朝食や服薬、口腔ケアを行います。

その後、9時に体操やリハビリが行われ、10時に入浴を行います。基本的に入浴は週に2回以上行われますが、施設によっては大浴場が備え付けられており、好きな時間に広いお風呂を楽しむことができます。

12時になると朝食を取り、その後13時からレクリエーションが行われます。

15時はおやつの時間です。時期によっては季節にまつわるおやつが提供され、ほかの入居者と会話しながらゆったりとした時間を楽しむことができます。

18時になると夕食を取り、そのあと寝る準備を整えます。個室の場合は寝る時間は自由ですが、大体の場合は21時には就寝となります。

老人ホームでの生活は自由な時間も多い

老人ホームでは、食事や入浴など施設が決めた時間のほかは、基本的に自由に過ごすことができます。

多くの施設では個室が用意されているので、寝る時間も基本的に自由でプライバシーも確保されます。

一人の時間を大切にしたい方は、個室を選ぶのがおすすめです。

生活の自由度は施設によっても差がありますので、時間の過ごし方について施設に確認しましょう。

老人ホームにはいつ入るのか

老人ホームに入居するタイミングは、介護が目的か有意義な老後を過ごすことが目的かによって異なります。

老後を有意義に過ごしたい人は、老人ホームに入居できる年齢である60歳を目安に入居を検討すると良いでしょう。

介護がメインの場合は、要介護認定を受けたタイミングで早めに検討することをおすすめします。

なお、老人ホーム入居時の平均年齢は80歳前後です。

受け入れ条件によっては、年齢や要介護度で選択肢が限られることもあるので、早めから施設選びをすることが大切です。

老人ホームにはどんな人が入るのか

老人ホームの種類によって、入居者の特徴は異なります。

介護付き有料老人ホームは、介護を24時間提供している施設のため、日常生活で介護を必要とする方が多く入居しています。

サ高住や住宅型有料老人ホームでは、比較的に介護を必要としていない人が多く入居しており、なかには介護を必要としない方も入居しています。

このように、施設の目的によって入居している人の特徴は異なるため、施設のそれぞれの特徴を把握してから施設選びを始めましょう。

入居目的別のおすすめの老人ホーム

一人の方も安心して老人ホームで生活が送れるのイメージイラスト。

一人暮らしに不安を感じている方はサ高住

年齢や心身状態の変化で一人暮らしを続けるのが心配な人は、サービス付き高齢者向け住宅がおすすめです。

サービス付き高齢者向け住宅は、自立や要介護度の低い方向けの施設で、安否確認と生活相談サービスを提供しています。

高齢者向け住宅に分類されているため、施設はバリアフリー設計で生活の自由度が高いことが特徴です。

介護が必要になったら、外部の介護サービスを契約して利用します。

サ高住を探す

ほかの入居者と交流したい方は住宅型

住宅型有料老人ホームでは施設が提供する生活援助を利用しながら、必要に応じて外部の介護サービスを組み合わせて利用します。

また、レクリエーションやイベントが充実していて、入居者同士のコミュニケーションも盛んなため、趣味や娯楽、人と交流しながら日々の生活を楽しみたい人におすすめです。

自立の方でも入居することができ、施設によっては医療機関と連携している施設もあるため要介護認定を受けても入居し続けることができます。

施設によっては身体状況が悪化すると退去しなければならない場合もあるため注意しましょう。

住宅型有料老人ホームを探す

介護を受けたい方には介護付き

介護付き有料老人ホームでは、食事や入浴、排泄といった日常生活で必要なさまざまな介助や機能訓練、介護サービスを24時間提供しています。

施設の数が多く、施設によって設備やサービスもさまざまなため、希望に合った施設を選べます。

主な入居条件は、介護専用型の場合は要介護認定を受けていることです。

また、医療ケアが必要な方や認知症の方の受け入れもしています。

介護付き有料老人ホームを探す

認知症の方はグループホーム

グループホームは、認知症の方を専門的にケアする地域密着型の小規模施設で、入居者は身体状況や能力に合わせて、家事を分担しながら共同生活を行います。

入居者は、認知症ケアに精通したスタッフのサポートを受けながら、生活リハビリを通して症状の進行の緩和を目指します。

主な入居条件は認知症の診断を受けていること、施設の所在地に住民票があることです。

なかには生活保護の方を受け入れている施設もあります。

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よくある質問

老人ホームは何歳から入れる?

【回答】
老人ホームは60歳から65歳以上であれば入居が可能です。

【解説】
多くの施設で入居対象者は60歳以上または65歳以上とされています。しかし、特例の条件を満たしていれば、60歳未満でも入居できる施設もあります。

また、老人ホームは年齢のほかに要介護度や認知症の有無、医療依存度、収入または生活保護の有無、身元保証人・身元引受人の有無なども入居条件の一つとして定められているところもあるので注意が必要です。
施設ごとで定める入居条件は異なるので、気になる施設があれば入居対象の確認をしましょう。

【詳細を知る】
老人ホームの入居年齢の詳細は、「【Q&A】老人ホームは何歳から入るべき?入居を考える平均年齢やきっかけを解説」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。

老人ホームでの生活はどのようなもの?

【回答】
基本的には自宅での生活と変わりません。

【解説】
老人ホームでは毎日の健康管理をはじめ、必要な日常生活支援、介護サービス、リハビリなどのサービスを受けながら快適な生活を送ることができます。もちろん自由時間もあり、施設によっては好きな時間に外出できるところもあります。

またイベントやレクリエーションなど行われ、ほかの入居者とコミュニケーションを取ることもできます。

【詳細を知る】
老人ホームでの生活の詳細は、「【Q&A】老人ホームに慣れるまで家族や本人ができることは?適切な面会の頻度も解説」のページで解説していますので、ぜひご覧ください。

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