のびのびとしたシニアライフを送れるエリアです

山林や盆地などが周囲に多く、自然を身近に感じ取りながら生活できるかたわら、必要な物資やサービスなどを手に入れたいときにあまり苦労しなくてよいというロケーションが見ものでしょう。
多摩地域では要所の一角を長い間占めてきたことから、近くには五日市街道・秋川街道・檜原街道と幹線道路は数本が走っており、車両の通行はとても活発に実施されています。バスの運行もそのような道路事情に比例するように活発です。西東京バス以外の事業者は現在入り込んでいないものの、合わせて20本前後におよぶ路線が精密に管理されています。
武蔵五日市駅は、JRの五日市線の終着駅という立場にあります。この路線は福生市を通ってあきる野市と昭島市を結ぶ役割を果たしています。乗り換え場所は発着駅である拝島駅しかありませんが、青梅線や八高線、西武拝島線などと連携しており、武蔵五日市駅の乗客は多くの場合、ここを通過して各方面へ向かうことになるでしょう。埼玉県内に向かうなら八高線が最適ですし、東京都下のどこかが目的地なら青梅線ないし拝島線が役に立つ可能性が高くなりそうです。
武蔵五日市駅の利用率は、20世紀中と比べるとある程度低下しています。1日平均の乗客数は1998年を最後に、5000人を割り込んだままです。その後はせいぜい100~200人程度の変動しか確認されていませんが、この数年は4000人台半ばに落ちつつある様子が見られます。
武蔵五日市駅の周辺は、介護施設などは目下なかなか見つけにくい状態となっています。これには複雑な事情が絡んでいますが、なるべくなら5~10キロくらい離れたところを思い切って捜索の対象としたほうが無難です。
しかし、タクシーやバスなどを効果的に使うルートを考えれば、この点はそれほどのハンデにはなりません(よその駅のほうが最寄り駅、というパターンは当然出てきます)。施設のタイプについては介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームが中心的なエリアですが、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅が少しずつ増加している最中でもあります。種類のタイプは違えども、広々としたスペースに恵まれたところばかりだという点では共通しています。