中郡二宮町は吾妻山公園等の自然スポットもある町

中郡二宮町は、神奈川県南部の町。
町の南は相模湾に面しており、海岸線に添って西湘バイパスや国道1号、そして東海道本線が東西に走っています。
北部は大磯丘陵が東西に広がり、小田原厚木道路が走行。
町の中央には葛川が、西には中村川が流れます。
二宮町は昔から落花生やミカンの栽培が盛ん。
特に落花生は歴史が長く、明治6年から作られている町の名物です。
海岸部には二宮漁港もあり、漁業も行われています。
人口は1970年2万1,650人、1980年2万7,221人、1990年2万9,415人、2000年3万802人…と、2000年頃までは増加していましたが、それ以降は少々減少気味です。
2023年には人口2万7,925人、高齢化率35.3%と全国平均と比較しても高い数値となっています。
1964年に開通した「太平洋横断海底ケーブル」の、グアム・日本線の終端陸揚地である「二宮中継所」がありました。
このゲーブルのお陰で、グアムと日本の即時通話が出来ていましたが、1990年に運用を終了。
その後、東京大学地震研究所に譲渡され、プレートテクトニクスや地震の予知などの研究に活用されています。
交通アクセスとしては、JR東日本の東海道本線が二宮駅から乗降可能。
ちなみに東海道本線に乗れば、東京駅を経由して、高崎駅や宇都宮駅などにも行けますし、小田原駅から新幹線に乗り換えれば名古屋・関西方面にも行けます。
車道としては小田原厚木道路が二宮IC(インターチェンジ)から、西湘バイパスが西湘二宮ICから利用可能です。
また、神奈川中央交通西のバスが、二宮駅や団地中央バス停を中心に町内を網羅。
平日の昼間は二宮町コミュニティバスも町内を巡回しています。
さらには、神奈川中央交通バスが小田原市にある東海道本線の「小田原駅」や、平塚市の東海道本線「平塚駅」、大磯町の東海道本線「大磯駅」、中井町等と二宮町を結んでいる為、近隣市町に行きやすいです。
町内には、生涯学習センター、二宮町立図書館、二宮町公民館、町民運動場、町民温水プール、テニスコート、二宮町立体育館等の公共施設が豊富。
徳富蘇峰記念館、町立ふたみ記念館といったスポットもあります。
観光スポットとしては吾妻神社、川勾神社、吾妻山公園、「かながわ花の名所100選」にも選ばれた「せせらぎ公園」等も。
町内の「川勾神社」の別名が「相模国二之宮」であることが町名の由来です。
近年、サービス付き高齢者向け住宅やケアハウス、グループホーム等のシニア用の施設も誕生しました。
サービス付き高齢者向け住宅は駅の徒歩圏にも出来ており、交通の便が良いです。
施設は清潔でお洒落ですから、優雅な気持ちになれるでしょう。
一方、ケアハウスは機能訓練室など設備が充実しているのでおすすめです。