江ノ島の自然に触れながらの老後は、きっと豊かなものになるはず

小田急電鉄江ノ島線の終着駅で、夏休みシーズンは特ににぎわいます。特に花火大会がある週末は激しく混雑します。海水浴場のほか、新江ノ島水族館や県立湘南海岸公園が、観光客のお目当てになる場所でしょう。
駅に降りてからは、江ノ電バスを利用すると便利ですが、京浜急行バスもこの地域で営業しています。なお、江ノ島電鉄の江ノ島駅や、湘南モノレール江ノ島線の湘南江の島駅に歩いていくこともできますが、歩いて10分以上かかるため近いとはいえません。
この10年くらいは、駅の利用率は安定気味です。ただし1日ごとの乗降客数は、2013年に19000人を超えました。近い将来、20000人を超える日が来ても不思議ではなさそうです。
小田急江ノ島線で移動する場合は、近くにある藤沢駅で降りると湘南新宿ラインや東海道線に乗り換えできて便利です。その少し先に行くと、横浜市営地下鉄と接続している湘南台駅があります。発着駅の相模大野駅まで行けば小田原線に乗り換えて新宿までストレートで行けますが、その少し手前にある中央林間駅も、田園都市線で渋谷まで直で行けるため、よく使われているようです。
藤沢市でも高齢化率はすでに20%を超えており、少子高齢化問題は避けて通れない状況です。家庭ごとに、行政に期待するケアサービスは違いますが、それぞれの問題にできるだけ対処しようと市役所も必死のようです。施設介護については、どうしても用地の問題などが付いて回るため抜本的な改革が困難なものですが、特別養護老人ホームや老人保健施設などのサービスの拡大は継続して行われています。
ただしすべての申し込み者を収容し切れる日が来ることはほとんど考えられません。介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などをうまく利用することも大切です。片瀬江ノ島駅の近辺で探すと、世間の相場より安めの施設も少なからず見つかります。
またグループホームも最近増えているため、認知症の症状が出ている場合にはおすすめです。グループホームは、毎月の負担額も老人保健施設などに負けないくらい安い施設が少なくありません。