岩見沢市は病院や公園が多いエリア

岩見沢市は、北海道の中央付近にある空知地方の南部に位置する都市。
石狩平野の東部でもあり、石狩川の左岸から夕張山地にかけて東西に広がっています。
石狩川に合流する支流が多い為、橋の数も北海道第4位という多さです。
市の人口は1970年には89,601人でしたが、1995年の97,042人をピークに徐々に減少し、2023年は76,753人まで減っています。
岩見沢市は北海道における陸上の交通要衝。
高度経済成長期は特に、近隣の炭鉱と北海道各地の港湾都市を結ぶ鉄道の一大拠点でした。
今でも道央自動車道や国道12号・234号、北海道道6号・81号・116号等の主要道路が放射線状に走っており、JR「函館本線」・「室蘭本線」も走行中です。
ちなみにJRだけでなく、北海道中央バスも岩見沢ターミナルを中心に運行中。
新篠津交通のJRバス岩見沢線も通っています。
国道12号岩見沢バイパス沿線には商業施設が顔を並べます。
現在、それに負けないように岩見沢駅周辺の再開発・土地区画整理などが行われていますので、ますます便利な街になるでしょう。
昔、東部の山地に朝日炭鉱・万字炭鉱・美流渡炭鉱など大規模な炭鉱があった為、石炭輸用の鉄道を中心に発展した町ですが、現在は全て閉山しています。
主要産業は農業や工業に移り、米やタマネギ、小麦などの日本有数の産地となっています。
さらには情報通信技術の研究なども推進中です。
岩見沢市は寒暖差の大きいのがネックですが、その気候が果物の生産に適しており、果樹園やワイナリーなども多数。
果物が美味しいです。
市の中心は岩見沢駅周辺となっており、幌向・志文・栗沢の各駅周辺や北村支所周辺にも小さな市街地が広がっています。
特に幌向地区は札幌市との距離が近いため、ベッドタウンとしての開発が進みました。
病院も比較的多く、岩見沢市立総合病院や岩見沢市立栗沢病院、北海道中央労災病院、岩見沢脳神経外科等があるので、持病がある方も安心です。
介護施設も増えており、中には病院併設の介護付き有料老人ホームも。
岩見沢市は北海道グリーンランド遊園地・ホワイトパークスキー場などのある「いわみざわ公園」など娯楽スポットもある楽しいエリア。
また、自然も豊かで、大正池および利根別原生林が美しい「利根別自然公園」や、「玉泉館跡地公園」「東山公園」といった緑溢れる憩いの場があります。
幾春別川リバーパークや利根別川河川緑地等、河川敷の緑化も進んでいますので、暮らしやすい環境といえるしょう。