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在宅介護サービスの種類

介護と家族の関係性について

在宅介護を支えるのが居宅介護支援事業所・ケアマネージャー

在宅介護を受ける際に頼りにしたいケアマネージャーの存在について

在宅介護とは、要支援・要介護者が自宅で生活しながら、介護のサポートを受ける形態のこと。老人ホームや介護施設への入居という選択をせず、住み慣れた自宅での生活を選んだ方の、介護のスタイルということになります。

在宅介護をする上で、訪問介護や通所介護はなくてはならない存在。加えて、医療ケアが必要な方では、訪問看護ステーションや訪問診療といったサービスを利用することもあるでしょう。

介護付有料老人ホームのように、一括してサービスをお願いできるものではなく、いくつかのサービスを組み合わせて生活していくことに。そこで大切になってくるのが、ケアマネージャーが作成するケアプランであり、そもそもケアマネージャーが所属している居宅介護支援事業所など。在宅介護を支援してくれる人の存在は、非常に大きなものになります。

では、皆さんは居宅介護支援事業所やケアマネージャー、ケアプランといったものが、一体どのようなものかご存知ですか?

「名前は聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない…」という方のために、ここでは在宅介護にまつわる様々なコトについてご説明します。

在宅介護サービスの種類・一覧

訪問介護サービス(自宅訪問)
ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事や入浴、排泄、衣服の着脱などの日常生活の介助や、料理・洗濯などの生活援助を受けるサービスです。
≫訪問介護サービス(自宅訪問)の詳細はこちら
通所介護サービス(デイサービス)
デイサービス事業所に通い、入浴や食事、その他日常生活の介護を受けられるサービスです。デイケアは、老人保健施設や病院に通い、機能維持や機能回復を目指し、理学療法や作業療法を中心にリハビリテーションを受けられるサービスです。
≫通所介護サービス(デイサービス)の詳細はこちら
短期入所介護サービス(ショートステイ)
別名“ショートステイ”とも呼ばれ、仕事の繁忙期や旅行などで家族が一時的に介護ができないような時に、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設に短期間(数日〜1週間)入所し、入浴や食事、その他の日常生活における介護を受けるサービスです。
≫短期入所介護サービス(一時入所)の詳細はこちら
小規模多機能型居宅介護
デイサービスを中心に訪問介護、ショートステイの3つのサービス形態が一体となり、24時間切れ間なく提供されるサービスです。地域密着型サービスのひとつで、原則として施設のある市区町村に住民票のある方が利用の対象となります。
≫小規模多機能型居宅介護の詳細はこちら

2015年度版/在宅介護サービスにおける介護保険利用限度額

介護保険限度額は、自宅や住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅において、訪問介護サービスやデイサービスなどの在宅介護サービスを利用する場合に使える介護保険の上限額のこと。介護度によって利用できる単位の上限が変わります。

介護度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
利用限度額 50,030 104,730 166,920 196,160 269,310 308,060 360,650
自己負担額 5,003 10,473 16,692 19,616 26,931 30,806 36,065
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記の表では1単位10円で計算していますが、お住まいの地域によって1単位あたりの単価は変わりますのでご注意ください。地域や介護サービスごとに変わる換算率の詳細は介護保険・地域別単位加算表をご覧下さい。

訪問介護サービス(自宅訪問)とは

2015年度版/訪問介護における介護保険の自己負担額

訪問介護とは、介護福祉士やホームヘルパーに自宅に訪問してもらい、食事や入浴、排泄、衣類の着脱といった日常生活の介助や、料理や洗濯などの生活援助が受けられるサービスです。

要支援1・2の場合
週1回の利用(要支援1・2) 1,226円/月
週2回の利用(要支援1・2) 2,452円/月
週2回を超える利用(要支援2) 3,889円/月
※2015年4月1日以降の介護報酬です
要介護1〜5の場合
身体介護 20分未満 165円/回
20分以上30分未満 245円/回
30分以上1時間未満 388円/回
1時間以上1時間半以上 564円/回
生活援助 20分以上45分未満 183円/回
45分以上 225円/回
通院時の乗車・降車等介助 97円/回
※2015年4月1日以降の介護報酬です


※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

訪問介護とは、ホームヘルパーなど資格を取得したプロを自宅に招き、各種サービスを受ける仕組み。介護というと食事や入浴・排泄がメインのように感じますが、それらのケアはもちろんのこと、料理や洗濯・買い物を頼むことができます。高齢になり難しくなってきた日常生活をサポートしてくれる人…といったイメージでしょうか。

利用を希望される場合、市区町村の窓口で相談する方法と直接民間業者に問い合わせる方法の2パターンがあります。自分で業者と交渉するのであれば、身近な利用者からの口コミに頼るのも手です。

利用するにあたって条件となるのが要介護認定されていること。要介護認定されていない場合は介護保険等が利かず高額になる場合がほとんど。利用前には必ず受けるようにしてくださいね。

2015年度版/訪問看護における介護保険の自己負担額

訪問看護とは、訪問看護ステーションや病院から看護師などに自宅に訪問してもらい、療養上の世話や日常生活の看護などが受けられるサービスです。

要支援1・2、要介護1〜5ともに
  介護ステーション 病院・診療所
20分未満 (早朝や夜間、深夜のみ) 310円/回 262
30分未満 463円/回 392
30分以上1時間未満 814円/回 567
1時間以上1時間30分未満 1,117円/回 835
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

訪問介護を利用するのは、自宅で療養中の高齢者。入院はしていないものの、自宅でも治療が必要な方が利用している仕組みです。訪問看護ステーションや地域の病院から医師や看護師がやってきます。

利用したいとき、ほとんどの場合がかかりつけ病院からの紹介になります。もちろんご家族で見つける方法もありますが、だいたいは各病院で働いている相談員やケアマネージャーからの提案を受けるでしょう。

利用条件としては介護認定の他に医師の承諾も必要。いくら自宅で看護されたいと希望しても、状況によっては許可されないことも多いようです。

2015年度版/訪問リハビリテーションの介護保険自己負担額

訪問リハビリテーションとは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などに家庭に訪問してもらい、日常生活の自立のための機能維持や機能回復を目指してリハビリテーションが受けられるサービスです。

要支援1・2、要介護1〜5ともに
20分以上実施した場合 302 ※時間により加算
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

リハビリが必要な高齢者に対して、自宅でのケアを行うのが訪問リハビリテーション。最終的には自立した日常生活が送れるよう、機能維持を行っていきます。そのため、現時点で治療が必要である場合は「訪問看護」といったくくりに入るでしょう。

利用を希望される場合、市区町村の窓口で相談する場合とかかりつけ病院からの紹介の2パターンが想定されます。リハビリといった観点から、医師やケアマネージャーから紹介される場合が多いようですね。

2015年度版/訪問入浴介護の介護保険自己負担額

訪問入浴介護とは、入浴設備を積んだ入浴車などが家庭を訪問し、自力で入浴が困難な方が入浴の介助を受けるサービスです。

要介護1〜5の場合
全身入浴の場合 1,234円/回
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

身体の状態によっては自宅のお風呂に入ることが難しい場合も多々あります。そんなときに頼りになるのが訪問入浴介護。要介護認定されていれば受けられるサービスです。比較的介護度が低い場合は自宅のお風呂で専門スタッフが、高い場合は専用の入浴カーなどを利用してケアを行うので安心。

利用を希望される場合、市区町村の窓口で相談する、またはご家族で民間業者を探すパターンが考えられます。また、かかりつけ医からの紹介に頼るのも良いかもしれませんね。

2015年度版/居宅療養管理指導の介護保険自己負担額

居宅療養管理指導とは、通院が困難な方に対して、医師、歯科医師、薬剤師などが家庭を訪問し、療養上の管理や指導を受けるサービスです。

医師が行う場合(月2回まで) 下記以外 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 503円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 452円/回
医療保険による訪問診療(在宅時医学総合管理料または特定施設入居時等医学総合管理料)を受けている場合 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 292円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 262円/回
歯科医師が行う場合(月2回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 503円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 452円/回
薬剤師が行う場合 病院または診療所の薬剤師が行う場合(月2回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 553円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 387円/回
薬局の薬剤師が行う場合(月4回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 503円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 352円/回
管理栄養士が行う場合(月2回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 533円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 452円/回
歯科衛生士等が行う場合(月4回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 352円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 302円/回
保健師・看護師が行う場合 (サービス開始から6か月間で2回まで) 同一建物居住者以外の利用者に対して行う場合 402円/回
同一建物居住者に対して行う場合(同一日の訪問) 362円/回
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記の表では1単位10円で計算していますが、お住まいの地域によって1単位あたりの単価は変わりますのでご注意ください。地域や介護サービスごとに変わる換算率の詳細は介護保険・地域別単位加算表をご覧下さい。

居宅療養管理指導は高齢者ご自身にもうれしいサービスですし、介護を行うご家族にもありがたいもの。通院が困難な方に対して専門スタッフが訪問し、適切なアドバイスを行います。

要介護認定を受けていれば誰でも受けられるサービス。実際に利用を希望される場合、市区町村の地域包括支援センターで相談する、またはご家族で民間業者を探すパターンが考えられます。医師や薬剤師を希望される場合が、現在のかかりつけ医に相談してみましょう。

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デイサービス・デイケア(日帰り)とは

2015年度版/デイサービスにおける介護保険の自己負担額

事業所に通うデイサービスは要介護認定を受けた高齢者にとってありがたい仕組み。日帰りではありますが、専門スタッフより食事・入浴・日常生活の支援を受けられるとあって、週に数回利用している方も多いようです。

家族にとっても自由な時間が生まれますから、介護される側もする側にも負担が少なくなるので、ぜひ取り入れたいケアサービスです。

小規模型通所介護費
3時間以上5時間未満の場合 要介護1 426
要介護2 488
要介護3 552
要介護4 614
要介護5 678
5時間以上7時間未満の場合 要介護1 641
要介護2 757
要介護3 874
要介護4 990
要介護5 1,107
7時間以上9時間未満の場合 要介護1 735
要介護2 868
要介護3 1,006
要介護4 1,144
要介護5 1,281
※2015年4月1日以降の介護報酬です
通常規模型通所介護費
3時間以上5時間未満の場合 要介護1 380
要介護2 436
要介護3 493
要介護4 548
要介護5 605
5時間以上7時間未満の場合 要介護1 572
要介護2 676
要介護3 780
要介護4 884
要介護5 988
7時間以上9時間未満の場合 要介護1 656
要介護2 775
要介護3 898
要介護4 1,021
要介護5 1,144
※2015年4月1日以降の介護報酬です
大規模型通所介護費(T)
3時間以上5時間未満の場合 要介護1 374
要介護2 429
要介護3 485
要介護4 539
要介護5 595
5時間以上7時間未満の場合 要介護1 562
要介護2 665
要介護3 767
要介護4 869
要介護5 971
7時間以上9時間未満の場合 要介護1 645
要介護2 762
要介護3 883
要介護4 1,004
要介護5 1,125
※2015年4月1日以降の介護報酬です
大規模型通所介護費(U)
3時間以上5時間未満の場合 要介護1 364
要介護2 417
要介護3 472
要介護4 524
要介護5 579
5時間以上7時間未満の場合 要介護1 547
要介護2 647
要介護3 764
要介護4 846
要介護5 946
7時間以上9時間未満の場合 要介護1 628
要介護2 742
要介護3 859
要介護4 977
要介護5 1,095
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

各種レクリエーションを行う場合もあり、高齢者にとって「生きがい」の一つになっていることも珍しくはありません。

デイサービスの利用を希望される場合、市区町村の窓口で相談するか、またはご家族で民間業者を探すパターンが考えられます。また、比較的介護度が低い方であれば市区町村で運営している施設を利用することも可能です。

2015年度版/デイケアにおける介護保険の自己負担額

老人保健施設や病院に通い、機能維持や機能回復を目指し理学療法や作業療法を中心にリハビリテーションを行います。

通常規模型通所リハビリテーション費
1時間以上2時間未満の場合 要介護1 329
要介護2 358
要介護3 388
要介護4 417
要介護5 448
2時間以上3時間未満の場合 要介護1 343
要介護2 398
要介護3 455
要介護4 510
要介護5 566
3時間以上4時間未満の場合 要介護1 444
要介護2 520
要介護3 596
要介護4 673
要介護5 749
4時間以上6時間未満の場合 要介護1 559
要介護2 666
要介護3 772
要介護4 878
要介護5 984
6時間以上8時間未満の場合 要介護1 726
要介護2 875
要介護3 1,022
要介護4 1,173
要介護5 1,321
※2015年4月1日以降の介護報酬です
大規模型通所介護費(T)
1時間以上2時間未満の場合 要介護1 323
要介護2 354
要介護3 382
要介護4 411
要介護5 441
2時間以上3時間未満の場合 要介護1 337
要介護2 392
要介護3 448
要介護4 502
要介護5 558
3時間以上4時間未満の場合 要介護1 437
要介護2 512
要介護3 587
要介護4 662
要介護5 737
4時間以上6時間未満の場合 要介護1 551
要介護2 655
要介護3 759
要介護4 864
要介護5 969
6時間以上8時間未満の場合 要介護1 714
要介護2 861
要介護3 1,007
要介護4 1,152
要介護5 1,299
※2015年4月1日以降の介護報酬です
大規模型通所介護費(U)
1時間以上2時間未満の場合 要介護1 316
要介護2 346
要介護3 373
要介護4 402
要介護5 430
2時間以上3時間未満の場合 要介護1 330
要介護2 384
要介護3 437
要介護4 491
要介護5 544
3時間以上4時間未満の場合 要介護1 426
要介護2 500
要介護3 573
要介護4 646
要介護5 719
4時間以上6時間未満の場合 要介護1 536
要介護2 638
要介護3 741
要介護4 842
要介護5 944
6時間以上8時間未満の場合 要介護1 697
要介護2 839
要介護3 982
要介護4 1,124
要介護5 1,266
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

日常生活の支援を目的としたデイサービスとは異なり、機能維持や機能回復を目的としているのがデイケア。要介護認定を受けている高齢者が利用できますが、進行中の病気の治療を目的としていないので注意が必要です。

利用を希望される場合、市区町村の窓口、またはかかりつけの医師に相談してみましょう。最近では、比較的大きな病院であればデイケアサービスを運営しているパターンも多いですよ。

デイサービスとデイケアの違いとは?

自立支援のためのデイサービスとリハビリ特化型のデイケアの違いについて

介護サービスに関する名前は、漢字が多かったり、名前が似ていたりしてなかなか理解するのも大変…という方にとって、「二つの違いが分からない」ものの代表格が「デイサービス」と「デイケア」です。

どちらも日帰りで利用できる介護サービスですが、デイサービスとは、別名「通所介護」で、介護保険法第8条に基づき入浴や排せつ、食事介助と日常生活上サポートを行う自立支援を目的とした施設。

一方のデイケアとは通所リハビテーションの略で医師の指導のもと専任のリハビリ専門員の指導のもとリハビリテーションを行うことを主たる目的とした施設です。

サービスの内容や、利用時間など似ている点もありながら、目的や施設の設置基準が違うことから利用する際にもそれぞれの特性をしっかりと理解することが大切です。ここでは、この2つの違いについて、詳しくお話をしていきましょう。

デイサービス(通所介護)とは

厚生労働省が発表している2001年から2012年にかけてのデイサービス事業者数の推移、2001年に9726箇所だったものが2012年には35453箇所にまで増加したことを示している

別名、通所介護とも言われるデイサービスは、全国で年間160万人以上の人が利用する日帰りで利用できる介護サービスのひとつです。デイサービス事業所も全国に3万5000施設以上あり、その事業所数は高齢化による高齢化人口の増加や新規参入のしやすさなどを理由に年々増え続けています。

デイサービスでは、利用者が自宅から施設に通い、「入浴・排せつ・食事」などの介護サービスやレクリエーション、機能訓練などを主なサービス内容としています。数多くある介護サービスのうち、自宅で暮らす高齢者が利用する居宅サービスのなかに位置づけられ、通所サービスの代表的な存在ともいえます。

特徴としては、利用がデイ(=日中)であること、利用する高齢者の自宅への閉じこもりを防ぐための役割も担っていること、運営事業者が株式会社やNPO、社会福祉法人などとなっている点が挙げられます。日々の体調管理や日常生活支援が必要な人、在宅介護に伴う家族の負担を軽減したい人にとって、便利なサービスとなっています。

最近では、デイサービス事業所ごとに特色を出し、大型商業施設内に併設していたり、カジノなどが楽しめる施設もあったり、スポーツメーカーがタイアップして運動機能の改善に力を入れていたりするところも。

「食事や入浴、排せつ介助」と「レクリエーション」「機能訓練」をまんべんなく取り組んでいる施設に加え、「レクリエーション」「機能訓練」に特色を出している施設も増えてきています。

デイケア(通所リハビリテーション)とは

デイケアは正式名称を「通所リハビリテーション」といい、日中通いでリハビリを受けることができる施設です。施設数はデイサービスよりも少なく、高齢化の進展に伴いここ10年で施設の数は1000施設以上増えてきていますが、近年は横ばい傾向にあります。

利用できるサービスの中核となるのが、主治医の指示に基づいて理学療法や言語療法、作業療法などの指導により、生活機能の向上をはかるリハビリテーションです。デイケアを運営するのは老健施設や病院、診療所など医療に関する専門性の高い施設であることが特徴となっており、医学的サポートが必要な方に向いている施設といえるでしょう。

デイサービスのように、日中“通う”という点は同様ですが、あくまでもそのサービスはリハビリが中心ですから、入浴や食事などのサービスはデイサービスと比べて簡素な場合が多くなっています。

デイサービスとデイケアの違いと選ぶ際のポイント

  デイサービス デイケア
開設者 株式会社・NPO・社会福祉法人など(介護系) 老健・病院・診療所(医療系)
正式名称 通所介護 通所リハビリテーション
目的 自立生活支援 リハビリが中心
専任スタッフ 看護師
生活指導員
看護職員
機能回復訓練指導員
介護職員
医師
看護師
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
サービスの内容 入浴や排泄、食事等の介護や日常生活上のサポート
機能訓練
健康管理
レクリエーション活動
主治医の指示に基づいたリハビリが中心
利用対象者 要介護者全員(※1) 要介護者全員(※2)
特色 外出や社会的な交流による閉じこもり防止や、家族負担の軽減としての役割を担っている あくまでもリハビリが中心

入浴や食事は簡略なものか、ない場合もある
利用に適している人 体調管理や日常生活支援が必要な人 医学的サポートが必要な人

※1要支援者は、介護予防通所介護を利用

※2要支援者は、介護予防デイケアを利用

上記の表にまとめたように、デイサービスは日常生活をサポートする入浴・排せつ・食事などの介護サービスに加え、レクリエーション等も取り入れることで高齢者の方がいきいきと日々を過ごせる工夫をしています。これは、介護が必要になると、とかく自宅に引きこもりがちになる高齢者に社会と交流する機会を設け、より生き生きと日々を過ごせるようにするためです。

また、在宅で暮らす高齢者を介護する家族の負担軽減という側面もあるため、「ご家族をお預かりしてお世話をする」というニュアンスも強く、高齢者と共に暮らすご家族の「レスパイトケア」(一時的な休憩)の役割も担っています。

一方でデイケアの目的は、利用者の方の生活機能回復という、リハビリテーションが軸になっています。つまり、機能訓練を行う必要性が高い方や、機能訓練を行う事によって日常生活における自分のことが自分自身でできるようになる可能性が高い方は、リハビリ施設やリハビリの専門家が揃っているデイケアを活用するのが有効的となります。

デイケアには専任の医師のほか、リハビリ指導にあたる専任のスタッフとして理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門家を必ず専従させていますので、ご自身のリハビリ内容に合った専門スタッフがいるかどうかもデイケア施設選びのポイントとなります。

事実上は、デイサービスとデイケアはとても似ている

デイサービスとデイケアの似ている点について

最近になり、デイサービスがサービス内容を多様化させており、デイサービスであっても専任のスタッフによる機能訓練に力を入れている施設も徐々に増えてきています。

こうした情勢を受け、デイサービスとデイケアの施設目的は異なるものの、実際は、デイサービスにおいても、リハビリに力を入れている施設もありますし、デイケアにおいても食事や入浴などのサービスを提供しているところもあり、事実上、この二つはとても似ているのも事実です。

サービスを利用するにあたって施設を見学に行っても「違いが分からない」ということも少なくありません。ただし利用単価は異なり、デイケアの方がリハビリテーション加算が追加されます。1日あたり数百円程度、デイサービスより割高になりますので、利用するにあたり費用面の違いなどを念頭において、ケアマネージャーに相談していきましょう。

介護のアプローチから高齢者をサポートするデイサービスと、介護だけでなく医療的アプローチも取り入れているデイケア。違いが何となく分かっていただけましたでしょうか?しっかりとそれぞれの施設の特色を理解して、上手な介護施設選びにつなげてください。

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ショートステイ・短期入所(一時入所)とは

2015年度版/ショートステイにおける介護保険の自己負担額

出張や旅行などで家族が一時的に介護ができない時に、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどに短期間(数日〜1週間程度)入所することで、入浴や食事をはじめとした日常生活の介護が受けられるサービスです。

単独型短期入所生活介護費
単独型短期入所生活介護費(T) 要介護1 620
要介護2 687
要介護3 755
要介護4 822
要介護5 887
単独型短期入所生活介護費(U) 要介護1 687
要介護2 754
要介護3 822
要介護4 889
要介護5 954
※2015年4月1日以降の介護報酬です
併設型短期入所生活介護費
併設型短期入所生活介護費(T) 要介護1 579
要介護2 646
要介護3 714
要介護4 781
要介護5 846
併設型短期入所生活介護費(U) 要介護1 646
要介護2 713
要介護3 781
要介護4 848
要介護5 913
※2015年4月1日以降の介護報酬です
単独型ユニット型短期入所生活介護費
単独型ユニット型
短期入所生活介護費(T)
要介護1 718
要介護2 784
要介護3 855
要介護4 921
要介護5 987
単独型ユニット型
短期入所生活介護費(U)
要介護1 718
要介護2 784
要介護3 855
要介護4 921
要介護5 987
※2015年4月1日以降の介護報酬です
併設型ユニット型短期入所生活介護費
併設型ユニット型
短期入所生活介護費(T)
要介護1 677
要介護2 743
要介護3 814
要介護4 880
要介護5 946
併設型ユニット型
短期入所生活介護費(U)
要介護1 677
要介護2 743
要介護3 814
要介護4 880
要介護5 946
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

要介護認定を受けた高齢者が一時的に利用できるショートステイ。数日から1週間程度まで自分の好きに利用ができるので、普段は介護をしている家族がどこかへ出かけなくてはいけない…といった時に取り入れている家庭も多いようです。

具体的なサービスは食事や入浴などの日常的な介護ケア。施設や日によっては季節のイベントなども開催され、自宅を離れても楽しく穏やかな生活を送ることができます。デイサービスのお泊りバージョンと言えば分かりやすいのではないでしょうか。実際にデイサービス事業所が提供しているパターンもあるようです。

利用を希望される場合は市区町村の窓口、または普段利用しているデイサービスセンターなど相談してみると、良い施設を紹介してくれるかもしれませんね。

2015年度版/短期入所療養介護の介護保険自己負担額

老人保健施設や介護療養型医療施設に一時的に入所することで、日常生活の介護が受けられるだけでなく、病気に対しての必要な治療や機能訓練が受けられるサービスです。

介護老人保健施設短期入所療養介護費
介護老人保健施設
短期入所療養介護費(T)
要介護1 750
要介護2 795
要介護3 856
要介護4 908
要介護5 959
ユニット型介護老人保健施設
短期入所療養介護費(T)
要介護1 829
要介護2 874
要介護3 936
要介護4 989
要介護5 1,040
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金は基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

要介護認定を受けた高齢者が短期間、老人保健施設や介護療養型医療施設に入居する短期入所療養介護。そもそも身体に不安を抱えた高齢者が利用することから、数日ではなく数週間の利用が多いのが特徴。病気に対する治療やリハビリテーションを受けることが可能です。デイケアの宿泊バーション…と考えるとイメージしやすいですね。

利用を希望される場合は市区町村の窓口、またはかかりつけ医師や普段お付き合いのあるデイケアサービスセンターに相談をしてみましょう。

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小規模多機能型居宅介護(複合施設)とは

2015年度版/小規模多機能型居宅介護の介護保険自己負担額

小規模多機能型居宅介護とは、デイサービスを中心に、必要に応じて訪問介護とショートステイが並行して受けられるサービス。日常での短時間のケアから宿泊まで一貫して受けられる、介護される側もする側にもうれしい仕組みです。

小規模多機能型居宅介護費
同一建物に居住する者以外の者に対して行う場合 要介護1 10320単位
要介護2 15167単位
要介護3 22062単位
要介護4 34350単位
要介護5 26849単位
同一建物に居住する者に対して行う場合 要介護1 9298単位
要介護2 13665単位
要介護3 19878単位
要介護4 21939単位
要介護5 24191単位
※2015年4月1日以降の介護報酬です

※上記料金はひと月における基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

毎回のようにケアプランを作り直さずとも、必要に応じてデイサービス・訪問介護・ショートステイの3つを臨機応変に選べるのが大きなメリット。例えばいつも介護をしている家族が親戚の結婚式で家を離れなくてはいけなくなった場合、業者を一から探す手間はなく、スケジュールに合わせて日帰りのデイケアや宿泊のショートステイを選ぶことができるのです。

しかも、デイサービス・訪問介護・ショートステイの3つのサービスでは同じスタッフに対応してもらえるため、介護スタッフと親しみやすいというというのも特徴。性格や癖や趣味趣向も理解してもらえるので、わざわざ同じ説明を各業者に申し送りをするといった手間がなくなります。

介護サービスにおいては地域密着型サービスと呼ばれる種類のため、施設の所在地と異なる市区町村にお住まいの方は、基本的には利用できません。利用を希望する場合は、地域包括支援センターや市区町村の担当窓口に相談してみてください。他の福祉サービス運営施設と比べ少々数が少ないので、余裕を持って探しておくことが大切です。

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