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老人ホームの体験入居って何をするの?

体験入居や見学は大切な入居の判断材料

パンフレットでは分からない雰囲気やサービスを体験

老人ホームや介護施設に体験入居・見学することのメリットについて

老人ホームや介護施設への入居を検討するにあたって、いくつか候補となる施設が出てきたら、見学や体験入居をしてみることが大切です。

これから長く住むことになる新たな住まいですから、パンフレットに書かれている言葉やサービス内容だけでは分からない、施設の雰囲気や他の入居者の方の様子、スタッフの入居者への接し方などを見て体感してみましょう。

特に、認知症の方にとっていきなりはじめての住まいに入居することはストレスの大きいこと。徐々に顔見知りを増やして新しい環境に慣れることで入居にかかる不安が無くなり、入居拒否をしていた場合でも体験入居で解消されることもあります。

ここでは老人ホームや介護施設での体験入居や見学で見ることができること、チェックしておきたいポイント、見学・体験入居時に守っておきたいマナーなどをまとめておきます。

老人ホームの体験入居で体験できること

食事介助や入浴介助など老人ホーム・介護施設への体験入居で体験できる介護サービスについて

多くの老人ホームで受入れている体験入居ができる日数は介護施設によって様々ですが、短いところで数日、長いところだと1週間ほど入居することができます。負担にならない程度ではありますが、できるだけ充分な日数をかけて体験入居を行うことをお勧めします。

体験入居にかかる費用は老人ホームによって違いがあるため、料金・体験入居できる期間をまずは確認しましょう。

体験入居で経験できることは、主に以下の事柄があります。

体験入居で経験できること

  • 入浴・排せつなどの介護サービス
  • 食事(朝昼晩・おやつ)
  • 夜間の雰囲気
  • 朝起きてから夜寝るまでの一連の生活
  • レクリエーション参加
  • 居室での宿泊

介護施設選びをする主体が家族の場合や、ケアマネージャーに勧められたから、などの理由で入居先が候補に挙がっている際、家族や第三者の視点だけでなく、入居者本人にとってその老人ホームがこれから住めそうかどうかを判断することはとても大切です。

イメージと違う場合や、入居者本人にとって相性の悪いホームであれば、入居後のトラブルや帰宅願望が出てしまうこともあり得ます。だからこそ、まずはサービスを体感してみましょう。

体験入居・見学の際に見ておきたいチェックポイント

老人ホームや介護施設を見学する時に注意して見たいチェックポイントについて

施設によっては、部屋数などの関係で体験入居を受入れておらず、見学のみというホームもあります。また、施設に説明を聞きにいく際に見学も兼ねて…ということもよくあるパターンです。

体験入居と違って、見学であれば家族と一緒に行くことができ、入居者本人だけでなく第三者の視点からの意見を聞くこともできるというメリットもあるので、是非足を運ぶ機会を設けましょう。体験入居の前に見学をしておけば、介護スタッフの方などとも顔見知りになることができ、体験入居の際のドキドキも軽減されます。

見学時にチェックしておきたいポイントは主に以下の通り。

雰囲気

  • 施設長やスタッフの感じは良いか
  • 入居者の表情は明るいか

設備

  • 清潔感があり異臭などがしないか
  • 車椅子でも暮らしやすい設計となっているか
  • 居室の広さは自分の暮らしに合っているか

チェックしておきたいポイントとしては大きく分けて「設備」「雰囲気」の2つがあります。 設備に関しては、部屋の広さや食堂など共有スペースの広さ、安全面にどれだけ配慮しているかどうかなどのポイントがあります。また、臭いや明るさなども重要なポイント。

良い介護施設であれば気持ちの良い空気で異臭がすることなどはありませんが、逆を言えば異臭などがする介護施設は要注意。衛生面、清潔さがあるかどうかで生活の質も大きく変わってくるので、まずはこうした設備面をチェックしてみましょう。

入居者本人だけ、もしくは家族だけで見るのではなく、できるだけ複数人で同行して意見や感想を見てみること。体験入居を受入れていない施設なら時間帯などを変えてみて複数回訪問することがおすすめです。

体験入居のチェックポイント

多くの老人ホームでは、体験入居で他の入居者とともにホームでの暮らしを体感できます。レクリエーション、食事の内容、1日のリズム、部屋の居心地、介護サービスの提供の仕方などを実際に暮らすことになった時と同じように経験できるので、できれば日帰りなどではなく、数日間宿泊して夜の雰囲気などを確認しておきたいところです。

雰囲気

  • 夜間の様子
  • 他の入居者の方の雰囲気

サービス

  • スタッフの接し方は良いか
  • レクリエーションは強制参加ではないか
  • 介護サービスは充分か
  • 食事の味やメニューは自分に合っているか

設備

  • プライバシーを守れるか
  • 気持ちよく過ごせるか
  • バリアフリー設計は充分か

実際に体験してみないと分からないこととして、必ずチェックしておきたいのが「食事内容」と「介護など提供されているサービスの質」です。介護施設が考えているサービス提供の際の方法や大切にしている方法などがパンフレットに書かれている通りなのか、食事はこれから長年食べ続けられる美味しさかどうかなどは忘れずに確認を。

また、入居者の表情やスタッフの応対なども大切。施設の雰囲気は老人ホームごとに特長がありますから「明るくアットホームか」「静かに過ごせるか」「入居者の表情が明るいか」などを注意してみてみましょう。

見学や体験入居の際に気をつけたいこと

老人ホーム・介護施設に体験入居・見学する際に気をつけたいポイントについて

見学や体験入居にあたっては、注意しておきたいマナーがあります。まだ入居していない方にとって、その老人ホームは数多くある介護施設の中のひとつですが、既に入居している方にとっては「自宅」です。

自宅でいきなり来た人に生活リズムを崩されてしまったり、部屋を覗くなどプライバシーを侵害してしまったりすれば誰でも嫌な気分になるもの。だからこそ、見学や体験入居の際は事前に予約や連絡を入れてから訪問するようにするといいでしょう。

また、写真を撮っておきたいという場合は、スタッフの方に撮る前に許可をとることも忘れずに。複数人で見学に行く際は、できるだけ大人数で行くことは避けましょう。他の入居者の方がこれから貴方の大切なご近所さんになる可能性がありますから、きちんとマナーを守ることが大切です。

はじめての体験入居は誰にとっても心配や不安がつきものです。特に認知症の方にとってはいきなりまとまった日数での体験入居は不安が大きく、ストレスにつながりかねません。

ホームの担当者と話し合って徐々に慣れていけるよう、老人ホームのスタッフやケアマネージャーと相談しながら、見学や体験入居を上手に組み合わせて、後悔のない老人ホーム選びをしてくださいね。

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居室の広さ・設備で見る老人ホーム・介護施設

ライフスタイルに合わせた居室の条件をしっかりと考えて

老人ホーム・介護施設での生活の場の中心となる居室・個室の広さ・設備について

老人ホームや介護施設への入居を検討する際に、誰もが気になるポイントのひとつが居室環境です。高齢者向けのバリアフリー設備であることは当然のこととして、暮らしやすい広さかどうか、プライバシーはしっかりと守れるか、荷物を収納するスペースは充分か、防災対策はしっかりととられているかなど、広さや設備は暮らしを左右する大きな要素となります。

老人ホームや介護施設は、国が入所者の暮らしの室を確保するために、居室面積などの基準をしっかりと定めています。全国にある老人ホームや介護施設の平均的な居室の広さや設備、最低限求められている基準などを参考にして、施設選びの基準にしてみましょう。

介護施設の種類別にみた広さと設備の基準

現在、日本では介護施設における入居者が暮らす居室環境に関しては、広さや設備などにおいて、最低限の質を確保するために基準が細かく設けられています。

下記の表にあるように、居室の広さや食堂などの設備に関する基準は異なりますが、一般的に特別養護老人ホームや住宅型有料老人ホームなどの介護施設よりも、サービス付き高齢者向け住宅などの高齢者向け住宅の方が、自立した暮らしを営むことを想定しているため広めの基準となっています。

<老人ホーム・高齢者住宅の居室面積・設備の基準>

特別養護 老人ホーム グループホーム 介護付き有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅
ユニット型 1人当たり面積 13.2u以上 7.43u以上

原則個室
13u以上

原則個室
25u以上
※一定の条件の共有設備を備えていれば18u以上

原則個室

トイレ、洗面/浴室、キッチン、収納 ※共用部分にキッチン、収納、浴室がある場合は必ずしもその通りではない
定員数 原則個室
従来型 1人当たり面積 10.65u以上
定員数 4人以下

基本的に、ほとんどの施設が上記の表に示した基準を満たしていますが、近年話題になっている“無届け老人ホーム”などでは、基準に満たない環境となっていることもありますから、そうした悪質な老人ホームに入所して、あとから後悔することのないよう、入居前に確認するようにしましょう。

平均的な広さや設備は一体どのくらい?

国の基準として、例えば介護付き有料老人ホームでは居室面積は13u、サービス付き高齢者向け住宅では原則25u、共同として利用する居間や食堂、台所などの部分が一定の基準を満たされていれば18u以上と定められています。

これに対し、「全国有料老人ホーム協会」が行った調査によれば、施設内の最小居室の広さを見てみると、介護付き有料老人ホームでは1〜25uが最も多く約4割、サービス付き高齢者向け住宅でも18〜25uが全体の約7割以上を占めています。

また、全居室に設置されている設備のそれぞれの割合を見てみると、緊急連絡装置やスプリンクラー、火災感知器などの設備に関してはいずれの施設でも高い設置率となっている一方で、キッチンや浴室などに関しては大きくばらつきがあるようです。

自炊をしたいのか、終の棲家として大切な品々も一緒に持ち込みたいか、必要とする介助サポートの内容などに応じて、必要とする設備も異なってきますから、ご自身や入居を検討しているご家族にとって欠かせない設備がきちんとあるかどうかを確認した上で、老人ホーム・介護施設選びをしたいところですね。

相部屋と個室のメリット・デメリット

老人ホームの居室には、個室と相部屋がありますが、それぞれにメリット・デメリットが異なります。下記の表で個室と相部屋のメリット・デメリットをまとめておきました。

個室 相部屋
メリット プライバシーが守られる 費用が安い
個別ケアが充実する
面会などがしやすい
デメリット 相部屋と比べて高い プライバシーが守られない
他の入居者、職員とのコミュニケーションが減る 入居者同士のトラブルが起こる可能性が高くなる

特別養護老人ホームでは、新型と従来型があり、2001年以降に新しく開設した特別養護老人ホームは原則全室個室のユニットケアを採用しています。

入所する高齢者のプライバシー保護や、個別ケアの大切さなどから導入されたとおり、メリットとしては個別のケアが受けられること、プライバシーが守れること、家族などの面会がしやすいことなどが挙げられます。

一方で、相部屋と比べて費用が高くなる、他の入居者や職員とのコミュニケーションが減ってしまうなどのデメリットもあります。

従来型の特別養護老人ホームや老人保健施設、介護療養型医療施設では、4人以下の相部屋が多く見受けられます。相部屋は個室と比べて入居後の利用料金が安く、入居者同士のおしゃべりなどが気軽にできるなどのメリットがあります。

一方で、近年、全室個室のユニットケアが推進されていることからも分かる通り、プライバシーが保てないなどのデメリットがあるのも事実です。

このように、老人ホームとひとくちに言っても、施設のタイプや費用によって、居室の雰囲気、設備、広さなどは大きく異なります。長く住み続けることになるのか、それとも短期的な入所なのかによっても重視するポイントは変わってきますから、ご自身にとって安心して暮らせる環境はどんな環境なのかをしっかりと吟味していきましょう。

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