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パーキンソン病とは?その症状と治療について

パーキンソン病を巡る現状

パーキンソン病患者は全国で10万人以上

全国で10万人以上いると言われるパーキンソン病患者の現状について

パーキンソン病とは1817年、イギリスのジェームス・パーキンソン医師が発表した疾患です。過去には、芸術家の岡本太郎やアメリカ大統領のロナルド・レーガンがこの病気をもとに亡くなっており、今ではハリウッド俳優のマイケル・J・フォックスが闘病生活を送っているのが有名ですね。

日本では1000人に1人の発症率で、患者数は10万人以上となっており、珍しい病気ではありません。年齢的に、40歳から50歳代に発症するケースが多い事から、今後、高齢化が進むと想定される日本においては、患者数がもっと増えていくのではないかと推測されています。

寝たきりになった時の介護問題

パーキンソン病が進行していくと自立での生活は難しくなり、ほとんどのケースで最終的には寝たきりとなってしまいます。少子高齢化で、そうでなくとも介護の手が足りない日本において、これからさらにパーキンソン病患者が増えていくというのは、重大な問題となっています。

パーキンソン病の症状・治療

パーキンソン病の主な症状

パーキンソン病の主な症状についての解説

パーキンソン病は、脳内のドーパミンが減少することで起こるとされています。身体の動きとはすべて、脳の指令によって動いています。ドーパミンの減少によってこの指令が上手く伝達されなくなるので、身体の動きが不自由になっていくのです。

パーキンソン病の初期症状として一番多いのが、手足の震えです。それ以外にも歩行障害や身体のこわばり、発語障害などが出てくるケースが多く見られます。

また、パーキンソン病患者の中には、運動障害以外に精神障害や自律神経障害を起こすケースもあり、精神障害の場合は、うつ病や不眠、幻覚などが起こります。

自律神経障害の場合は、症状の中で便秘が多く、それがもとで発見されるケースも多いよう。それ以外には汗をかきやすい、よだれが出るなどの症状が見られます。

パーキンソン病の治療

パーキンソン病は、基本的に薬物療法がベース。薬物療法において、精神症状系の副作用が出やすく、人によっては吐き気などを覚える場合もあり、治療は副作用の様子を見ながら医師と相談して進めていく必要があります。

ちなみに、日本神経学会ではパーキンソン病の治療について以下のようなガイドラインを発表しています。

日本神経学会が発表しているパーキンソン病の治療についてのガイドライン、日常生活に支障がある場合の治療方法と日常生活に支障がないレベルにわけて解説している

キーワードとなるのは「ドーパミン」。一度くらいは耳にしたことがある方も多いと思いますが、中枢神経系に存在する神経伝達物質・ドーパミンを、外部から摂取することでパーキンソン病の症状が軽くなると言われています。

ドーパミンは、それ自体を摂取しても脳に届くものではありません。そこで、脳の中でドーパミンに変化するL―ドーパという物質を摂取することが、現状では合理的と考えられています。

<抗パーキンソン薬の種類と効能>

薬の名前 効能
ドパミンアゴニスト 脳内でドーパミンを受け取る部分であるドーパミン受容体を直接刺激することで、パーキンソン病の症状を軽減する。
抗コリン薬 アセチルコリンを抑えることで、パーキンソン病の症状を緩和させる。
塩酸アマンタジン 脳細胞を刺激してドーパミンの分泌を活発にする。
モノアミン酸化酵素
B阻害薬
ドーパミンの分解を阻害し、作用時間を延長する。
ドロキシドパ 脳内でノルアドレナリンという物質に変わる。
パーキンソン病の進行期にみられるすくみ足に有効な場合がある。

上記は、パーキンソン病に効果的とされている薬の一覧です。パーキンソン病と診断されると、薬物療法を基本として運動機能を向上させるためのリハビリテーションを組み込んでいく形になります。種類と効能を理解した上で、医師と相談しながら治療に取り組んでくださいね。

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