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脳卒中・脳梗塞の予防・治療・リハビリについて

脳卒中・脳梗塞とは

脳卒中・脳梗塞は命に関わる病気

日本人の死因第4位の脳卒中。長らく2〜3位あたりではあったのですが、医療技術の進歩もあって死亡者数は年々、減少してきています。とはいえ、甘く見てはいけません。重度になると生命に直結する病気であるのは間違いなく、また軽度であったとしても後遺症が残り、その後の生活に支障をきたすことも珍しくありません。

厚生労働省が発表している脳卒中の死亡率と受療率に関してのグラフ

脳卒中とは、脳内にある血管がつまったり、またそれが原因で破れたりする病気の総称。脳卒中にはいくつかのタイプがありますが、その中でもダントツに多いのが脳梗塞です。

脳卒中の原因

生活習慣

一番大きな原因は生活習慣にあると言えます。その中でも、とりわけ大きな要因となっているのが食生活。

飽食の時代といわれる昨今、日本人の食文化も大きく変化し、食事も欧米化してきました。動物性脂肪を多く摂取するようになり、血管の壁に脂肪が溜まってしまう状況が起き、次第に血管が詰まって脳梗塞を引き起こすという流れが多くなっているのです。

また、日本人はみそやしょう油を好んで食べるため、元来、塩分を多く取りすぎる傾向に。そうした食習慣によって高血圧となり、脳出血を引き起こすケースも多いようです。

食生活以外でも、飲酒禁煙やストレス、睡眠不足、運動不足など、生活全般的な部分も、脳卒中の原因となってきます。

既往症・肥満

成人病と呼ばれる高血圧や糖尿病などの既往症があると、それが脳卒中に進展してしまうことも。日本人の4人に1人とも言われている肥満も同様です。

これらの原因としても生活習慣の乱れが挙げられますので、脳卒中、そして他の病気や肥満を予防するためには、まずは毎日の生活習慣の見直しが必要ということになります。

脳梗塞が増えた理由

昔は脳出血が多かった?

塩分を好む日本人は、年を重ねるごとに高血圧症になる方が多くなる傾向があり、それによって脳出血を起こすパターンが1960年代までは多く見られました。

しかしこの時期に、高血圧が脳出血の原因であると判明し、高血圧の治療および、人々の減塩志向が高まったため、その後、脳出血での死亡数は減ってきています。

最近、多いのは脳梗塞

塩分に気を付ける反面、食事の欧米化が進み、脂肪過多の食事をする人が増えてきました。そうして体内の血管にコレステロールが溜まることで脳内に血栓ができて血の巡りが悪くなり、脳の組織が栄養不足になり、やがて壊死して…という脳梗塞による死亡者数が、今では逆に増えています。

一説には高齢化も関係しており、動脈硬化が関係する心臓病による、心原性脳塞栓という脳梗塞も増えているようです。

脳卒中になったらどうする?

救急車を呼んで、まずは治療

脳卒中になった場合の対処としては救急車を呼んで、まずは治療

脳卒中で倒れた場合、とにかく意識と呼吸の有無を確認し、すぐに救急車を呼んで、迅速な搬送が必要になります。

脳卒中=手術と思っている方が多いようですが、必ず手術をするとは限らず、点滴で血栓を溶かすなど、内科的治療を行うケースもあります。

 

なるべく早くにリハビリテーションを

発症後すぐのリハビリが後遺症を軽減する

脳卒中の場合、治療後すぐのリハビリが肝になります。リハビリといっても、最初はベッドの上で可能なリハビリではありますが、これを少しでも早く行うことが、脳卒中を発症した後の回復に大きく影響します。

その後の治療も、メインはリハビリです。その期間は長くなるケースが多いのですが、リハビリによって、かなり回復する症例が多くなっているので、根気強くリハビリを継続していく必要があります。

後遺症が残るケースもあります

後遺症が残ったらリハビリをスタート

一生懸命リハビリを行っても、脳卒中の後遺症が残ってしまうこともあります。ケースとして多いのは、半身麻痺や、発語が不明瞭になったりすること。満足に手を動かせなくなったり、また上手に物を食べられなくなったり…と、自立しての生活が難しいという方もいると思います。

昨今では、このような脳卒中の後遺症のケアに慣れている介護施設も多く、適切なサポートを受けることが可能。介護に特化した特養などの介護保険施設や介護付有料老人ホームはもちろんのこと、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などでも、積極的に脳卒中の患者の受け入れが行われています。

無理をして自宅でさらなる怪我をしてしまう危険性を想定すると、施設のサポートを考えるのも一つの手段として考えられるでしょう。

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