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胃ろうの判断を考える

胃ろうと高齢者の尊厳について

胃ろうが必要なケースとは?

<全国の胃ろう造設者数の推計結果>

胃ろう増設者数の推計 一般病院
  合計 急性期
病院
慢性期
病院
ケアミックス
病院
一般病床 75445人 25866人 - 49579人
療養病床 医療保険 60137人 - 28406人 31731人
介護保険 30954人 - 14643人 16311人
精神・結核・感染症 3008人 - - 3008人
一般病院での合計 169543人 25866人 43049人 100629人
特別養護老人ホーム 36667人  
介護老人保健施設 21475人
訪問看護 医療保険 9168人
介護保険 19702人
合計 256555人

高齢者の医療そして介護を考える上で、胃ろうは外せないものです。胃ろうとは、病気やケガのために口から栄養を摂取するのが難しい人のために、胃に穴を開け、直接栄養を送り込む手術や装置のこと。

胃ろうを作るか作らないかという話になると、本人やご家族が迷う場面があるもの。また昨今では、“高齢者の尊厳”という観点から見て、その是非が問う声が大きくなってきています。

嚥下障害を起こし誤嚥性肺炎の発症を予防する

全日本病院協会が発表している胃ろう増設の目的についてのアンケート結果、全体の数の中では栄養状態改善が32.0%、効果的嚥下リハが1.2%、投薬効果確保が1.5%、誤嚥防止が26.1%、生命維持が39.8%、QOL改善が1.4%、その他が1.6%、不明が1.4%

うまく食べ物を咀嚼して飲み込むことができない高齢者は、その食べ物が誤って肺に入ってしまい肺炎=誤嚥性肺炎を引き起こしてしまう危険性があります。肺炎は、高齢者の死因第三位でもあるだけに、この危険性はできるだけ避けたいと考え、医師や介護者が胃ろうをすすめることが多いようです。

食べ物をうまく飲み込めなくなる理由は人それぞれですが、脳血管障害や認知症、筋疾患、喉や食道部分の狭窄などが主な理由。こう考えると、胃ろうは高齢者だけのものではないため、広く一般的に、その意義について考える必要があるとも言えるでしょう。

介護施設側の都合もある!?

老人ホームなどの高齢者介護施設において、食事のケアはスタッフの労力と時間がかかる作業。これを解決するために、胃ろうをすすめられる傾向もあるようです。

胃ろうを付けるとその分、医師や看護師などがケアできる体制を作るなど、別の費用と手間がかかりますが、それを考慮した上でも、介護施設側からすると胃ろうにするメリットがあるということに。

ただし、これらはあくまで医療機関や介護施設側の都合という話。診てもらう医療機関や入居する介護施設を選ぶ際には、胃ろうの是非を通して、本当の意味で高齢者や家族の意思を尊重してくれるかどうかもわかってきます。

本人、そして家族の気持ちを大切に

胃ろう設置には要介護者本人はもちろん家族の気持ちも尊重することが大切

嚥下障害の状況がひどい場合は、胃ろうを迷う必要はないと思いますが、嚥下障害が軽度の場合、胃ろうの必要性自体を多くの方が迷うもの。医師や介護施設の言いなりになってしまって、後で後悔する方も多いようです。

本人の状況をきちんと見極め、本当に胃ろうが必要なのかどうかは、ご本人とご家族で決めていくべきでしょう。もちろん、胃ろうを設置した後でも口から食事をすることは可能ですし、健康状態が回復して胃ろうを外すことも可能ではあります。

胃ろうの方を受け入れてくれる介護施設はかなり増えてきました。そのため、介護施設への入居と絡めて胃ろうについて迷う必要性はほとんどないと言っても過言ではありませんが、その際には、医療機関との連携体制や施設内のスタッフの知識・スキルなどについて、しっかり確認しておくと良いでしょう。

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