みやま公園は、庭園や花々がとにかく美しいです
今世紀に入ってから急速に再整備が進められてきた備前田井駅は、2007年になるとプラットホームや待合室のリフォーム工事が行われ、その3年後は通路や洗面所の工事が始まりました。駅がある場所は山林地帯の周縁部となり、駅の西側は、豊かな緑に覆われ、駅の東側から南側にかけては、宅地が延びています。
駅の所在地で最大の名所と呼べるのは、くみやま公園です。200ヘクタールにおよぶ敷地を持っており、10万を超える大量の樹木や草花が多く、桜が豊かなことで有名です。春の開花シーズンになると、「深山さくらまつり」というイベントが開催。このほか、スポーツを楽しめるスペースやゆっくりとお散歩していただける場所がつくられています。
備前田井駅は、県道22号線・45号線・74号線などに近い駅で、駅前のバス停留所で待つ場合は、両備バスが運行するサービスを利用になれます(市営のコミュニティバスもありますが、運行業務は両備バスグループに委託されています)。
備前田井駅は、JRの宇野みなと線に所属する駅です。管内では終着駅である宇野駅の手前に位置しており、快速列車を利用する場合は、6区間先にある茶屋町駅で待つ必要があります。茶屋町駅では、本四備讃線への乗り換えも。発着駅である岡山駅まで移動していただくと、山陽本線・赤穂線・伯備線・津山線・吉備線および山陽新幹線の利用ができます。
備前田井駅は数十年前から無人化されています。駅の利用率は低下していましたが、今世紀に入って以後は横ばい気味でした。1日ごとの乗客数は、2001年以後は220~250人の間でしばらく推移していましたが、2010年代に入ると徐々に増えています。
備前田井駅を起点として介護施設を探す場合は、駅から3~4kmくらいの範囲を確認します。その辺りでもかなりの施設を発見できるのですが、施設の比較・検討をするには、駅から7~8kmくらい離れたあたりを対象としたほうが、より良い施設を見つけやすくなります。施設の種類に関しては、グループホームの多さがひと際目立ち、それ以外では、介護付き有料老人ホームもあります。